2023.04.04

【名古屋Dvs三遠】前回対戦は三遠に軍配…リベンジしたい名古屋Dは須田侑太郎がキーマン

フリーライター

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs三遠ネオフェニックス(@ドルフィンズアリーナ)
4月5日19時5分

 ドルフィンズアリーナではレギュラーシーズン最後となる“愛知ダービー”が開催。第14節の対戦では、ホームの三遠ネオフェニックスが94-80で名古屋ダイヤモンドドルフィンズを退けた。西地区4位の名古屋Dとしては、リベンジを果たして地区優勝争いに踏みとどまりたいところだ。

 前節、秋田ノーザンハピネッツの本拠地に乗り込んだ名古屋Dは、2試合連続で競り合いをものにした。GAME1は4点ビハインドで迎えた最終クォーターに、アラン・ウィリアムズが11得点をマークして逆転に成功。最終スコア76-72で先勝すると、GAME2は第3クォーターに流れをつかみ、試合を通じて51本のリバウンドをもぎ取ってロースコアゲームを制した。連勝を「7」まで伸ばしたことに加え、張本天傑が約4カ月ぶりにコートに立ったことも明るいニュースとなった。

 前節の三遠はホームで富山グラウジーズと対戦。GAME1は山内盛久が20得点6アシストの活躍で攻撃を引っ張り、ディフェンスでは20個のターンオーバーを奪って6点差で競り勝った。しかし、GAME2では66-81で黒星。サーディ・ラベナが25得点を記録したものの、計66得点に抑え込まれ、相手に81得点を献上した。

 前節の名古屋Dは、2戦ともに3ポイントシュートが18本中4本成功と精細を欠いた。なかでも須田侑太郎は直近3試合で1本のみの成功と苦しんでいるため、今節のホームゲームでは復調の兆しを見せてほしい。また、前回対戦では細川一輝が7本の長距離砲を沈めて三遠に勝利を呼び込んだ。今節も名古屋Dの脅威となるか注目だ。

文=小沼克年

■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
モリス・ンドゥール※インジュアリーリスト
菊池真人
今西優斗 ※ユース育成特別枠
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
アラン・ウィリアムズ
中務敏宏
スコット・エサトン
坂本聖芽

・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

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