2023.04.05

【三遠vs信州】中地区3位争いの直接対決…三遠は岡田侑大の得点を抑えて連勝を狙う

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

三遠ネオフェニックスvs信州ブレイブウォリアーズ(@浜松アリーナ)
GAME1:4月7日18時5分、GAME2:4月8日15時5分

 第28節の富山グラウジーズ戦はGAME1を取ったものの、GAME2はB1残留がかかる相手の気迫に圧され、1勝1敗に終わった三遠ネオフェニックスアルバルク東京を相手に連勝したシーホース三河に順位を逆転され、中地区6位となって第29節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦を消化する。チャンピオンシップ進出はかなり難しい状況だが、地区3位までは十分に再浮上が可能。残る12試合はすべて同地区対決とあって、ここでの戦いぶりが来シーズンへの布石となる。

 そして、その地区3位争いに絡むチームの1つが信州ブレイブウォリアーズだ。信州もやはり、第28節は茨城ロボッツに先勝しながらGAME2を落とし、三遠を上回る中地区4位とはいえ、チャンピオンシップ進出は難しくなっている。残り12試合のうち、地区3位を争う直接対決が今節を含めて6試合と多く、残り試合の勝敗が三遠以上に大きなウェイトを占めることになる。西地区優勝争いに加わる広島ドラゴンフライズとの対戦も残っているだけに、同地区の直接対決で星を積み上げておきたい。

 ただ、今節に限れば、地区3位争いの直接対決が4試合しか残っていない三遠のほうが、重要度が高く、ここで連敗した場合、直接対決で挽回するチャンスは三河と戦う最終節だけになってしまう。今シーズンのこのカードは信州が2勝。三遠は連勝したうえで、2戦計15点以上の差をつける必要があるため、第26節の対戦で30得点を許している岡田侑大対策は不可欠だ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

・信州(HC:勝久マイケル)
ドゥレイロン・バーンズ
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
ウィリアム・モズリー
生原秀将
ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

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