2023.04.06

新潟を下した富山が降格圏脱出…宇都宮はCS進出に暗雲/4月5日開催 B1試合結果

バスケ情報専門サイト

 4月5日、各地でB1リーグ第29節が行われた。

 アルバルク東京はホームで宇都宮ブレックスと激突。第3クォーター中盤まで接戦が続いたものの、同クォーターの残り約5分間、宇都宮の得点を0点に抑えたA東京が勢いに乗り、81-67で快勝した。A東京は、セバスチャン・サイズが27得点15リバウンド、ザック・バランスキーが10得点10リバウンドでダブルダブルの活躍を見せ、吉井裕鷹が10得点2アシストをマークした。一方、宇都宮は24勝24敗となり、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出が危ぶまれる結果となった。

 横浜ビー・コルセアーズサンロッカーズ渋谷とホームで対戦した。河村勇輝が右大腿二頭筋損傷で離脱を余儀なくされ、大きな痛手を負った横浜BCだったが、チャールズ・ジャクソンが34得点16リバウンド、デビン・オリバーが27得点15リバウンドでダブルダブルを達成すると、森井健太が7アシストでチームをまとめ上げ、82-72でSR渋谷に勝利。シーズン30勝目を挙げ、中地区1位の川崎ブレイブサンダースを追いかけている。

 中地区7位の富山グラウジーズは、同8位の新潟アルビレックスBBをホームに迎えた。B2降格圏に位置する両チームにとって負けられない一戦は、序盤から白熱した展開が繰り広げられた。富山は29-32と追いかける展開で試合を折り返したが、第3クォーターで逆転に成功すると、第4クォーターでは小野龍猛マイルズ・ヘソンを中心に点差を2ケタに拡大し、75-56で新潟を撃破。京都ハンナリーズに敗れた滋賀レイクスを抜き、B2降格圏を脱出するとともに、B1残留へ弾みをつけた。

 大阪エヴェッサは敵地に赴き、琉球ゴールデンキングスと顔を合わせた。44-38と6点リードで迎えた後半も点の取り合いが続き、試合終了残り32秒、同点の場面でディージェイ・ニュービルのフローターで逆転に成功。89-88で接戦をものにした大阪が2連勝を挙げた。

 5日に行われたB1全試合の試合結果は以下のとおり。

■4月5日 B1リーグ試合結果一覧
レバンガ北海道 82-74 仙台89ERS
茨城ロボッツ70-76 秋田ノーザンハピネッツ
千葉ジェッツ 89-81 群馬クレインサンダーズ
アルバルク東京 81-67 宇都宮ブレックス
横浜ビー・コルセアーズ 82-72 サンロッカーズ渋谷
富山グラウジーズ 75-56 新潟アルビレックスBB
信州ブレイブウォリアーズ 71-76 川崎ブレイブサンダース
ファイティングイーグルス名古屋 65-73 広島ドラゴンフライズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 92-63 三遠ネオフェニックス
京都ハンナリーズ 78-76 滋賀レイクス
島根スサノオマジック 85-71 シーホース三河
琉球ゴールデンキングス 88-89 大阪エヴェッサ

B1の関連記事