2023.04.09

島根がオーバータイムの末に広島に粘り勝ち…広島は勝利寸前に追いつかれ息切れ

チームハイ30得点の活躍を見せたビュフォード[写真]=B.LEAGUE
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 4月9日、各地でB1リーグ第30節が開催され、島根スサノオマジックはアウェーで広島ドラゴンフライズと激突した。

 第1戦の流れそのまま、広島がドウェイン・エバンスの連続得点などで試合開始から良いテンポで得点していき、22-15とリードされ第1クォーターを終える。第2クォーターになると、島根の白濱僚祐が流れを戻す動きでチームを鼓舞していき、安藤誓哉を中心に点差を詰めていき、39-34と5点ビハインドで試合を折り返した。

 続く第3クォーター、前半3点に抑えられていたペリン・ビュフォードがこのクォーターだけで10点と躍動15-24とし、54-58で第4クォーターを迎えると、中盤からケリー・ブラックシアー・ジュニアの3ポイントシュートを皮切りにカイ・ソット、エバンスらの得点で追い上げ同点に追いつかれるとさらに逆転を許す。以降は一進一退の攻防が続くが、ファウルゲームで広島が3点リードで残り2秒。ゲームセットと思われたが、ブザービーターでビュフォードの3ポイントシュートが決まり勝負はオーバータイムへ。
 
 ビュフォードや白濱らの得点で流れを渡さず、オーバータイムだけで20点を挙げた島根が、最終スコア88-100で激戦を制した。

 島根は、ビュフォードが30得点11リバウンド6アシスト、安藤が3ポイントシュート4本を含む21得点、ニック・ケイが17得点11リバウンドを記録。連敗を阻止した。

 惜しくも勝利を逃した広島は、前半だけで22得点を挙げ躍動したエバンスが35得点8リバウンド、ソットが13得点5リバウンド、ニック・メイヨが5得点4リバウンド7アシストをマークしている。

■試合結果
広島ドラゴンフライズ 88-100 島根スサノオマジック(@広島サンプラザホール)
広島|22|17|15|26|8|=88
島根|15|19|24|22|20|=100

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