5月26日、信州ブレイブウォリアーズは前田怜緒との契約が満了し、同選手がアルティーリ千葉に移籍することを発表した。

　宮城県出身で現在25歳の前田は、191センチ83キロのシューティングガード兼スモールフォワード。2019年に白鷗大学から滋賀レイクスターズ（現・滋賀レイクス）に加入し、2021年に信州へ移籍。今シーズンは58試合で487得点（1試合平均8.4得点）184アシスト（同3.2アシスト）を挙げた。

　今回の発表に際し、前田は信州のクラブ公式HPを通して以下のようにコメントしている。

「信州ファン・ブースターの皆さん、スポンサーの皆さん、この2シーズン信州でバスケットをしてきたなかでたくさん関わっていただいた方々に感謝いたします。
　辛い時もありましたが、たくさんの声援がなかったら、最後までやり切ることができませんでした。応援って本当に選手たちの力になるんだと改めて感じました。本当にありがとうございました。
　この2年間でマイケルHCはじめ、スタッフの方々、チームメートとバスケットできたことを幸せに感じています。プレーヤーとしてもバスケットボールというチームスポーツとしても大事なものは何かと言うのを2年前とは比べ物にならないくらいたくさん学ばせていただきました。本当に感謝しております。
　伝えたいことがたくさんあるんですが、本当に信州で学ばせて頂いたことは僕のバスケット人生で宝物です。この経験を次のステージでもいかせられるよう頑張っていきたいと思います。
　僕の新しいバスケットの挑戦をまた応援していただけるとありがたいです。2シーズンたくさんの応援をありがとうございました」

[写真]＝B.LEAGUE

　また、移籍先のA千葉に対してはクラブ公式HPを通して以下のように意気込みを語った。

「アルティーリ千葉ファンの皆さんはじめまして。信州ブレイブウォリアーズから移籍してきました前田怜緒です。
　B1昇格という目標を成し遂げられるように個人としてもチームとしても成長していき、どんな状況でも目標達成に向けて全力を尽くします。
　そして、千葉県、千葉市の皆様と共に、たくさんの方々にバスケットの魅力をお伝えし、新B1そして、日本一に向けて盛り上げていければと思っております。よろしくお願いします」