滋賀レイクス、狩野祐介と双方合意の上で契約解除…「この1年の想いを胸に、前に進んでいきたい」

契約解除が発表された狩野[写真]＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　6月1日、滋賀レイクスは狩野祐介との契約を双方合意の上で解除することを発表した。狩野は同日付でBリーグ自由交渉選手リストに公示されている。

　福岡県出身で現在33歳の同選手は、184センチ80キロの体格で主にシューティングガードを務める。2013年に東海大学から東京エクセレンスに加入すると、2016年に滋賀へ移籍し、2020年には名古屋ダイヤモンドドルフィンズに入団。今シーズンから滋賀に復帰を果たし、レギュラーシーズン54試合を果たすなど活躍したが、シーズン開幕前にはプライベート上のトラブルで謹慎やチーム活動禁止処分を課せられていた。

　今回の発表に際し、狩野はクラブ公式HPを通じて以下のようにコメントしている。

「滋賀レイクスブースターの皆さま。リリースの通り、滋賀レイクスを退団することになりました。滋賀に恩返しがしたいとチームに戻ってきましたが、逆にチームに迷惑をかけてしまいました。チームに迷惑をかけた分、少しでもバスケットで貢献したいと思っていましたが結果を出すことができず、チームもB2降格という結果になってしまったことは自分の力不足であり、ブースターの皆さまに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
　シーズン後、滋賀レイクスを何としてでもB1の舞台に1シーズンで戻すという新たな目標に向かっていましたが、今回チームとの話し合いの結果、退団することとなりました。
　どんな時でもチームを熱く応援して、選手の背中を押してくれる最高のブースターがいる滋賀レイクス。今シーズン本当に辛い時間が長かったのですが、レイクスブースターの応援のおかげでシーズンを戦うことができました。皆さまに後押しして頂いたことは、これからもずっと忘れることはありません。この1年の想いを胸に、前に進んでいきたいと思います。
　1年間本当にありがとうございました。滋賀レイクスの発展を心より祈念しております」