2023.10.26

広島練習生のチリジ・ネパウェ、日本国籍取得し帰化枠契約…登録名は『河田チリジ』に

“河田チリジ”として広島と選手契約を締結した(写真は京都在籍時代のもの)[写真]=B.LEAGUE
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 B1西地区の広島ドラゴンフライズは10月26日、練習生のチリジ・ネパウェと2023-24シーズンの選手契約を締結したと発表。同選手が日本国籍を取得したことも併せて公表された。

 南アフリカ共和国出身現在34歳の同選手は208センチ122キロのセンター。ニューメキシコ州立大学を卒業後、2015年に熊本ヴォルターズへ入団。その後は、仙台89ERS福島ファイヤーボンズ京都ハンナリーズなどを渡り歩いた。

 広島には、2022年12月に練習生として入団。2021年にも同クラブに在籍しており、2度目の加入となっていた。なお、今回の日本国籍取得により、同選手のリーグ登録区分が『外国籍選手』から『帰化選手』へ変更。加えて、登録名が『チリジ・ネパウェ』から『河田チリジ』となった。

 同選手は発表に際し、クラブ公式HPを通じて「日本人としてプレーできることが決まり、本当にうれしいです。昨シーズン、練習生として活動しているときも、たくさんのサポートを本当にありがとうございました。一生懸命練習を続けていました。今シーズン頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします」と語っている。

 また、岡崎修司ゼネラルマネージャーもコメントを掲載。「昨シーズンよりクラブとしてサポートをしてきた彼の帰化申請でしたので、無事に認定され、非常にうれしく思っております」と心境を明かした。

 続けて昨シーズンの広島の主軸であり、現在に至るまでその去就が発表されていないカイ・ソットについても言及。「開幕直前のカイ・ソット選手のインジュアリーリスト入りから本日まで、アジア特別枠/帰化枠の選手がいない状況が続いておりました」とし、「今後のアジア特別枠/帰化枠選手の編成については、いくつかの制約のなかでベストな形を調整していく予定としております」と言及した。

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