2023.11.04

B1各地区の単独首位変わらず…史上2人目の大記録も誕生/11月4日開催 B1試合結果

チーム最多21得点8リバウンドでA東京を勝利に導いたサイズ[写真]=B.LEAGUE
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 11月4日、各地でB1リーグ第6節が行われた。

 3日に同節第1戦が行われていた“東京ダービー”は、アルバルク東京が会心のホーム2連勝を収めた。東地区首位を走るA東京は、攻守が噛み合った危なげない試合運びでサンロッカーズ渋谷を圧倒し、最多21得点を挙げたセバスチャン・サイズら7選手が2ケタ得点をマーク。25点差をつける97-72の大勝で、B1最速の2ケタ10勝(1敗)に到達した。

 A東京を追いかける東地区2位の宇都宮ブレックスと同3位の千葉ジェッツが敗れた一方で、仙台89ERS群馬クレインサンダーズといった中位クラブは勝率5割に復帰。上位浮上を虎視眈々と狙っている。

 中地区は、三遠ネオフェニックスが敵地で宇都宮に勝利し、怒涛の8連勝と首位を快走中。同3位のシーホース三河ザック・オーガストの20得点15リバウンドの活躍などで千葉ジェッツに逆転勝ちを収めている一方で、横浜ビー・コルセアーズ河村勇輝がチーム最多13得点を挙げたが、仙台に54-85で完敗。今季3度目の2連敗(4勝6敗)となった。

 また、西地区首位の大阪エヴェッサは、前年王者・琉球ゴールデンキングスの反撃を振り切り、81-76で勝利した。得点源のショーン・ロングアンジェロ・カロイアロに加え、要所で3ポイントを決めた合田怜も活躍。開幕から順調に白星を積み重ね、クラブ史上初の地区優勝へ向けて快進撃を続けている。

 対照的に、開幕から白星がなかった茨城ロボッツ富山グラウジーズは苦しい10連敗。今シーズン初白星は5日以降にお預けとなった。

 選手個人では、今シーズン限りでの現役引退を表明している川崎ブレイブサンダースニック・ファジーカスが、Bリーグ創設前の国内トップリーグも含めて個人通算1万4000得点を達成。昨シーズンにマイケル・パーカー群馬クレインサンダーズ)が達成して以来、史上2人目の大記録達成となった。

 11月4日のB1リーグ試合結果一覧は以下の通り。

■ 11月4日のB1試合結果
群馬 76-67 名古屋D
信州 86-79 富山
大阪 81-76 琉球
茨城 81-98 長崎
宇都宮 73-89 三遠
A東京 97-72 SR渋谷
FE名古屋 64-70 北海道
広島 91-57 京都
仙台 85-54 横浜BC
佐賀 65-66 秋田
千葉J 83-88 三河
島根 81-85 川崎

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