2023.11.04

大阪が上位対決を制し単独首位キープ…琉球はEASL含め今季初の2連敗

序盤からスコアを伸ばした大阪のロング[写真]=B.LEAGUE
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 11月4日、おおきにアリーナ舞洲でB1リーグ第6節が行われ、大阪エヴェッサ琉球ゴールデンキングスが対戦した。

 西地区の上位対決となった一戦は、第1クォーターから激しい攻防で火花が散る激戦となった。ホームの大阪がショーン・ロングアンジェロ・カロイアロといった外国籍選手を中心に、ファストブレークも繰り出しながら得点を重ね、19-12とリードして最初の10分を終了。

 続く第2クォーターは大阪が9-0のランを繰り出した直後に、琉球もジャック・クーリーの連続得点など10-0のランで応戦する目まぐるしい展開に。前半はシュート精度で上回った大阪が10点リードの40-30で折り返した。

 第3クォーターに入ると、前半3ポイントわずか1本(成功率10パーセント)にとどまっていた琉球が岸本隆一の連続3ポイントで追い上げ開始かと思われたが、大阪も合田怜が流れを引き戻す長距離砲を沈め、3クォーター連続でリードを広げる結果に。

 64-52で突入した第4クォーターは、大阪が残り分で最大18点リードをつける場面もありながら、その後ジワジワと詰め寄られる我慢の展開。最後は琉球の猛チャージを受けながら、西地区首位に立つ大阪が81-76で同地区のライバル対決を制した。

 9勝1敗で西地区単独首位をキープした大阪は、カロイアロが試合最多の18得点、ロングが16得点8リバウンド、4本の3ポイントを決めた合田と木下誠も2ケタ得点を記録。元日本代表の竹内譲次は通算2000リバウンドの節目の記録にも到達した。

 東アジアスーパーリーグ(EASL)にも出場している琉球は、1日のソウルSKナイツ戦にも敗れており、今シーズン初の公式戦2連敗。クーリーが17得点11リバウンドで通算2500リバウンドを達成するなど気を吐いたが及ばず、リーグ戦3敗目(7勝)を喫した。

■ 試合結果
大阪エヴェッサ 81-76 琉球ゴールデンキングス
大阪|19|21|24|17|=81
琉球|12|18|22|24|=76

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