2023.12.24

西地区上位5球団が敗れゲーム差変わらず…東地区は3位千葉Jも貯金消滅目前/12月23日開催 B1試合結果

仙台が千葉Jに快勝。東地区3位争いは1差に4チームがいる大混戦に[写真]=B.LEAGUE
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 12月23日、各地でB1リーグ第14節の第1戦が開催された。

 西地区は、首位の琉球ゴールデンキングス群馬クレインサンダーズに71-80で敗れたものの、2ゲーム差で追いかける2位・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、さらに4差で追いかける長崎ヴェルカ島根スサノオマジックも敗れ、上位4チームのゲーム差に変化なし。一方で、横浜ビー・コルセアーズに87-54で勝利した“昇格組”の佐賀バルーナーズなど下位チームが軒並み白星をつかんでおり、12勝11敗の貯金1とした佐賀は、広島ドラゴンフライズを交わして5位に浮上した。

 東地区では、首位を走るアルバルク東京が名古屋Dに先勝し6連勝。A東京を追いかける2位・宇都宮ブレックスも西地区の“難敵”島根に勝利し、首位とのゲーム差「2」をキープした。しかし、このところ足踏みが続いている3位・千葉ジェッツ仙台89ERSに76-92の大敗を喫し痛恨の2連敗。こちらは貯金消滅目前の12勝11敗となり、2位・宇都宮まで6ゲーム差に離されると同時に、仙台、群馬、秋田ノーザンハピネッツといった中位勢に1ゲーム差に詰め寄られた。

 中地区は首位の三遠ネオフェニックスから3位のシーホース三河まで勝利し、上位争いに変動なし。2位の川崎ブレイブサンダースは連敗を「5」で止め、3位転落を阻止した。また、同地区のサンロッカーズ渋谷を相手に90-57で勝利した富山グラウジーズは、今シーズン初の2連勝。12連敗中の信州ブレイブウォリアーズと1ゲーム差に迫り、最下位脱出が見えてきた。

 この日のデイリースタッツリーダーは、2週連続でキャリアハイを更新した29得点のアーロン・ヘンリー(FE名古屋)、自己最多9アシストをマークした阿部諒(仙台)とコティ・クラーク(三遠)、14リバウンドのジャック・クーリー(琉球)。得点とアシストの主要2部門でシーズンスタッツランキングトップに立つ河村勇輝(横浜BC)は、この日18得点4アシストをマークし、2部門ともに微減の24.1得点6.3アシストとしている。

 24日は第14節の第2戦、12試合が行われる。

■12月23日のB1試合結果
広島ドラゴンフライズ 60-69 シーホース三河
レバンガ北海道 69-86 京都ハンナリーズ
茨城ロボッツ 63-79 秋田ノーザンハピネッツ
宇都宮ブレックス 83-68 島根スサノオマジック
群馬クレインサンダーズ 80-71 琉球ゴールデンキングス
アルバルク東京 83-68 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
三遠ネオフェニックス 83-53 信州ブレイブウォリアーズ
ファイティングイーグルス名古屋 77-89 川崎ブレイブサンダース
仙台89ERS 92-76 千葉ジェッツ
佐賀バルーナーズ 87-54 横浜ビー・コルセアーズ
富山グラウジーズ 90-57 サンロッカーズ渋谷
大阪エヴェッサ 97-95 長崎ヴェルカ

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