広島がPGの久岡幸太郎と契約解除…新選手加入の影響を考慮、今後は練習生としてチームに参加

今夏に練習生から契約を勝ち取っていた久岡（中央）［写真］＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　広島ドラゴンフライズは12月25日、久岡幸太郎と双方合意のもと契約を解除したことを発表した。なお、今後は同球団の練習生として活動していくという。

　群馬県出身で現在26歳の同選手は、180センチ81キロのポイントガード。地元の前橋育英高校から中央大学に進学し、その後はアースフレンズ東京ZでBリーグデビューを飾る。昨シーズンは香川ファイブアローズでプレーし、広島には今夏から練習生として加入すると、9月20日に正式加入を果たしていた。

　昨シーズンは59試合に出場し、1試合平均3.6得点3.1アシスト0.6スティールを挙げていた久岡。クラブ公式サイトで「練習生から始まり選手契約、そして今日まで約5カ月間、僕にこのような機会を与えてくださったクラブ関係者の皆さまに感謝しています」と、チームにお礼の言葉を贈った。

「自分とバスケットボールに向き合い続けたこの期間で沢山のことを経験し学ばせていただきました。このチームの残りのシーズンがケガなく素晴らしいものになることを願っています。そして、必ずまた這い上がってきます。本当にありがとうございました！」（久岡）

　そして、岡崎修司ゼネラルマネージャーも「契約当初より、大学生の受け入れを予定した12月までの活動を予定していたため、このタイミングでのご報告となります」と、契約解除に至った背景を説明。シーズン最後までの契約も考慮したが、出場機会が限られることもあり、他球団での可能性を探すことが互いにとって有益と判断したようだ。

「久岡選手は多くの時間をドラフラベースで過ごし、チーム活動のスタートから着実にレベルアップをしてきました。契約解除後は、再び練習生としてチーム活動に参加しながら、他クラブとの契約の可能性についても一緒に探していく形としております。久岡選手の今後のキャリアの成功を祈念しています」（岡崎GM）