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オーバータイムにもつれる大激闘を制したのは千葉J…猛追する宇都宮をかわし劇的白星飾る

16得点8リバウンドを挙げた先発の渡邉(中央)[写真]=B.LEAGUE
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 10月5日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン」のB1リーグ第1節が開催され、千葉ジェッツがホームのLaLa arena TOKYO-BAYで宇都宮ブレックスと激突した。

 新アリーナで初の公式戦を迎えた千葉Jは、試合開始から富樫勇樹渡邊雄太が3ポイントシュートを沈め、宇都宮を相手に早速2ケタリードに成功。その後もオフェンスの勢いは止まらず、新加入のディー・ジェイ・ホグもインサイドで存在感を放ち、26-7と千葉Jの19点リードで最初の10分間を終えた。

 第2クォーター、千葉Jはホグやジョン・ムーニーを中心にゴール下を攻め立て、残り4分25秒には渡邊が“3点プレー”を完遂。続けてウイングから3ポイントも沈め、たまらず相手にタイムアウトを切らせる。しかし、小休止のあとにはD.J・ニュービルに連続得点を許し、45-32と千葉Jの13点リードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、千葉Jはホグが怒涛の勢いで得点を沈め、アシストやスティールでもチームに勢いを与える。終盤まで2ケタリードを維持していた千葉Jだったが、宇都宮に3ポイントを中心に連続失点を許し、59-56と1ポゼッションまで詰め寄られて最後のクォーターに向かう。

 第4クォーターは一進一退の攻防が続き、千葉Jはクリストファー・スミスのフリースローや原修太の3ポイントで加点に成功する。残り1分36秒に逆転を許すも、直後に富樫がレイアップを決めて再逆転し、同17秒には値千金のフリースローを獲得。2本とも沈めてリードを3点に伸ばしたが、ニュービルに同点の3点弾を沈められ、77-77でオーバータイムに突入した。

 延長戦ではホグが開幕に3ポイントを炸裂し、富樫や渡邊も得点で続いて千葉Jがリードを拡大。宇都宮に3点弾などで詰め寄られたものの、土壇場でムーニーがレイアップを2本決め、最後は富樫のフリースローが決定打に。最終スコア91-84で千葉Jが大激闘を制した。

 シーズン初戦を劇的な白星で飾った千葉Jは、ホグが26得点6リバウンド3アシスト3スティール、渡邊が16得点8リバウンド、富樫が13得点3リバウンド8アシストをマーク。原やムーニーも要所で活躍し、チームの勝利に大きく貢献した。

 一方、勝利をあと一歩のところで逃した宇都宮は、ニュービルが35得点9リバウンド8アシストとトリプルダブル級のスタッツ。3ポイント4本を沈めた鵤誠司、インサイドで躍動したアイザック・フォトゥも活躍が目立ったが、ホームの後押しを受ける千葉Jを下すことはかなわなかった。

■試合結果
千葉ジェッツ 91-84 宇都宮ブレックス(@LaLa arena TOKYO-BAY)
千葉J|26|19|14|18|14|=91
宇都宮|7|25|24|21|7|=84

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