2022.05.07

香川がQF2連勝でセミファイナル一番乗り…主砲ウッドベリーが31得点の活躍/B2プレーオフ

20得点を挙げ、香川のセミファイナル進出に貢献したブラント(左)[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 5月7日、「B2 PLAYOFFS 2021-22」のクォーターファイナルが開催され、西地区1位の香川ファイブアローズは同4位の佐賀バルーナーズとの第2戦に臨んだ。

 谷口光貴の3ポイントシュートで先制点を奪った香川は、そこからテレンス・ウッドベリー飯田遼の得点で抜け出すことに成功し、第1クォーター残り5分には2ケタのリードを奪取。佐賀の得点源であるレイナルド・ガルシアにインサイドで手を焼く場面もあるが、28-19と優位に立って最初の10分を終えた。

 続く第2クォーターでは、アンガス・ブラントを中心に香川が積極的な攻撃を展開し、リードを広げていく。流れに乗る香川は、谷口の長距離砲や兒玉貴通のジャンプシュートでさらにスコアを重ね、53-34でハーフタイムへ。

 しかし、19点のリードで迎えた後半では、序盤に香川の攻撃が停滞。その隙に佐賀に詰め寄られ、一時は1ケタ差まで追い上げを許すが、第3クォーター後半には飯田らの得点で立て直しに成功。

 76-62でスタートした第4クォーターでは、ウッドベリーらがインサイドで着実に加点していき、優位を譲らない。佐賀もマイルズ・ヘソンらを中心に攻め、追い上げを図るが、香川がそれを振り切りタイムアップ。105-94で香川がセミファイナル進出を決めた。

 香川は、エースのウッドベリーが31得点と大一番でチームをけん引。さらに、ブラント、兒玉、飯田、谷口の4選手が2ケタ得点を挙げ、チームのセミファイナル進出に貢献した。一方の佐賀はガルシアが41得点、ヘソンが21得点と躍動したが、勝ち切ることはできなかった。

■試合結果
香川ファイブアローズ 105-94 佐賀バルーナーズ(@高松市総合体育館)
香川|28|25|23|29|=105
佐賀|19|15|28|32|=94

アンガス・ブラントの関連記事

佐賀バルーナーズの関連記事

B2の関連記事