2022.05.07

熊本が第4Qに大逆転勝利…ハミルトンがダブルダブルをマークしQF初戦白星/B2プレーオフ

26得点15リバウンドの活躍で逆転劇の立役者となったハミルトン[写真]=B.LEAGUE
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 5月7日、「B2 PLAYOFFS 2021-22」のクォーターファイナルが開催され、西地区2位の熊本ヴォルターズは同3位の西宮ストークスとの第1戦に臨んだ。

 前半では、熊本は先制点こそ奪ったものの西宮のデクアン・ジョーンズを止められず、後手に回ることになる。熊本はLJ・ピークらの得点で食らいつき、第1クォーターを18-23で終えたものの、第2クォーターでもなかなか流れに乗り切れず、2ケタ差をつけられてしまう。それでも、前半終盤にジョーダン・ハミルトンがインサイドでスコアを重ね、38-46となんとか1ケタ差で試合を折り返した。

 第3クォーターでは、ハミルトンやベンジャミン・ローソンがチャンスを作って得点し、一時は4点差まで詰め寄ることに成功。しかし、あと一歩のところで西宮の攻撃を止められず、逆転には至らない。その後、西宮に攻勢をかけられ、最大17点差をつけられる苦しい展開になるが、ピークのフリースローなどでわずかに盛り返し、53-67でこのクォーターを終えた。

 14点を追う最終クォーターでは、スタートから約2分の間スコアが停滞するが、そこからはガラッと流れが変わり、一気に熊本のペースに。木田貴明やローソンなどがジャンプシュートを次々に沈めて点差を縮めると、残り3分を切ったところでハミルトンがシュートを決め、ついに逆転。勢いに乗る熊本はそこからも攻め続けてリードを広げ、再逆転は許さずタイムアップ。85-77で大逆転劇を演じてみせた。

 熊本はハミルトンが26得点15リバウンドと攻防両面でゴール下を支配。さらに、今シーズンのB2得点王であるピークが17得点、木田が16得点と、ホームでの先勝に貢献した。対する西宮はジョーンズが28得点とゲームハイを記録。しかし、それ以外の選手の得点が伸びず、逆転を許してしまった。

■試合結果
熊本ヴォルターズ 85-77 西宮ストークス(@熊本県立総合体育館)
熊本|18|20|15|32|=85
西宮|23|23|21|10|=77

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