2022.05.08

2OTで西宮を突き放した熊本が2連勝…ピーク、ハミルトン、木田が躍動/B2プレーオフ

チームハイの38得点を挙げたピーク[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 5月8日、「B2 PLAYOFFS 2021-22」のクォーターファイナルが開催され、西地区2位の熊本ヴォルターズは同3位の西宮ストークスとの第2戦に臨んだ。

 第1戦に85-77で勝利した熊本は、第1クォーターにリードを許すも、続く第2クォーターで巻き返し、43-38で試合を折り返す。迎えた第3クォーターでは、ジョーダン・ハミルトンが13得点と躍動すると、LJ・ピークも得点を伸ばし、70-62で最終クォーターへ。

 しかし、第4クォータではデクアン・ジョーンズに4本の3ポイントを含む19得点を奪われ、西宮に猛追されてしまう。試合残り10秒に道原紀晃の速攻レイアップで同点とされると、ここで熊本が痛恨のターンオーバーを犯す。その後、道原のゴール下のシュートをファウルで阻止するが、フリースローをしっかりと決められ、熊本が2点のビハインドを背負うことに。それでも、残り2秒にハミルトンがレイアップ沈め、96-96の同点で試合はオーバータイムへ突入する。

 延長戦では西宮に主導権を握られ、残り11秒の時点で熊本は3点ビハインドとなる。しかし、ピークが残り3秒に3ポイントを放つと、シュートは外れたもののファウルを獲得。3本のフリースローをすべて沈め、108-108で試合はダブルオーバータイムへもつれることに。

 2度目の延長戦では、開始から木田貴明が連続得点を奪うと、ピークのダンクや佐々木隆成の3ポイントも決まり、14-0のランで熊本がリードを拡大。最後には西宮のジョーンズに得点されたものの、122-110で熊本が激闘を制した。

 2連勝でセミファイナル進出を決めた熊本は、ピークが38得点7リバウンド5アシスト、ハミルトンが29得点15リバウンド12アシスト、木田が27得点、佐々木が16得点7アシスト、磯野寛晃が6得点
12リバウンドをマーク。

 一方の西宮は、ジョーンズが43得点12リバウンド、道原が22得点と奮闘するも、激闘を勝利で飾れず、今シーズンが終了した。

■試合結果
熊本ヴォルターズ 122-110 西宮ストークス(@熊本県立総合体育館)
熊本|17|26|27|26|12|14|=122
西宮|20|18|24|34|12|2|=110

熊本ヴォルターズの関連記事

B2の関連記事