2022.05.12

【香川vs仙台】日本人選手の活躍が行方を左右…香川は兒玉と谷口、仙台は澤邉や片岡がカギを握る

■香川ファイブアローズ vs 仙台89ERS(@高松市香川総合体育館)
第1戦:5月13日18時 第2戦:5月14日13時
第3戦:5月16日19時(※第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ第3戦を開催)

 西地区1位でプレーオフ初出場を果たした香川ファイブアローズ。クォーターファイナルでは佐賀バルーナーズと激突し、第1戦はリードチェンジを繰り返した末、94-90で勝利した。

 第2戦では前半終了時点で19点ものリードを奪ったものの、猛攻を受けた後半だけで60失点。終盤まで激しい得点の取り合いが繰り広げられたが、最後まで集中力を切らさなかった香川が105-94で制し、セミファイナルへの切符をつかみ取った。

 一方、仙台89ERSはクォーターファイナルで福島ファイヤーボンズとの“東北ダービー”に臨んだ。第1戦は仙台、第2戦は福島が勝ったため4カード中唯一となる第3戦へと持ち込まれたが、第4クォーターに抜け出した仙台が72-57で勝利。Bリーグ初年度以来となるB1復帰へあと2勝とした。

 bjリーグでも上位進出の経験がある両者。今シーズンの直接対決は1勝1敗で、仙台は勝利した第2戦で香川を72得点に抑え、90得点とオフェンスが機能した。日本人選手が計44得点を挙げたのが勝因の一つであり、今回の対戦でも日本人選手の得点力が勝敗を左右しそうだ。香川は兒玉貴通谷口光貴、仙台は寒竹隼人澤邉圭太片岡大晴をキーマンに挙げたい。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・香川(HC:石川裕一
筑波拓朗
矢代雪次郎
森田雄次
アンガス・ブラント
谷口光貴
飯田遼
伊集貴也
リース・ヴァーグ
安部瑞基
テレンス・ウッドベリー
兒玉貴通
相原アレクサンダー学
頓宮裕人
大町尭舜
上良潤起

・仙台(HC:藤田弘輝)
デビン・オリバー
岡田泰希
澤邉圭太
月野雅人
寺澤大夢
寒竹隼人
渡辺翔太
ジャスティン・バーレル
荒尾岳
田中成也
ジェロウム・メインセ
神里和
片岡大晴

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