2022.06.15
B3リーグに所属する岩手ビッグブルズは7日、鈴木裕紀氏がチームアナリストに就任すると発表した。
神奈川県出身で現在44歳の同氏は、現役引退後の2011年に大分ヒートデビルズ(現愛媛オレンジバイキングス)のヘッドコーチに就任し、金沢武士団を経て2017年に島根スサノオマジックの指揮官に就いた。
就任1年目は11勝49敗でB2降格を喫するも、翌シーズンB2で43勝17敗を記録し、B1へ昇格。だが、2019-20シーズン途中に自身のパワハラ行為が発覚したため、Bリーグから2カ月の職務停止処分が課された。
その後ゼネラルマネジャー付き特任コーチとしてクラブへ復帰し、2020-21シーズン開幕前にヘッドコーチに復職するも、同シーズン途中で退任していた。
鈴木氏は就任にあたり、岩手の公式HPで「問題を起こしてしまった私を入団させることはクラブにとって大きなリスクが伴うにもかかわらず、この度チームスタッフとして再度このようなチャンスを頂けたことに深く感謝申し上げます」と語り、「一日も早く選手、スタッフ、岩手県の方々、そしてバスケットに関わるすべての方々から信頼をして頂けるよう自分自身の言動すべてに責任感を持って大切に過ごしていきたいと思います」と意気込みを話した。
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