2023.07.03

B3岡山の比留木謙司GM兼HCが退団し海外挑戦「力をつけなければ」後任HCは大森AC

岡山を指揮してきた比留木GM兼HC[写真]=B.LEAGUE
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 B3リーグのトライフープ岡山は7月3日、比留木謙司ゼネラルマネージャー兼ヘッドコーチが2022-23シーズン限りで退団し、指導者として国外のクラブへ渡ることを発表した。

 東京都出身で現在37歳の比留木氏は、2018年に当時B3参入を目指していた岡山のGMに就任し、2019-20シーズンには選手兼GMとしてプレーしながら、シーズン途中に実質指揮官に就任する異例のキャリアを歩んできた。2020-21シーズンからは岡山のGM兼HCとしてチームの指揮をとる傍ら、3人制では選手としても現役続行。枠にとらわれない動きでバスケットボールに携わってきた。

 4シーズンに渡って岡山を率いてきた比留木氏は、「このチームが5年先、10年先に日本の誰もが『岡山のチームかっこいいよね』『トライフープって素晴らしいクラブだよね』と言ってもらえる、思ってもらえるクラブになるためには、私自身がコーチとしても、もっと圧倒的な力をつけなければいけないと考えたのが退団を決意させました」と胸の内を明かし、「1人のバスケット人として純粋にもっと高いレベルの人間になりたいと思い、海外へと挑戦する決断に至りました」と今回の決断について説明した。

 後任のHCは、昨シーズンまでアシスタントコーチを務めていた大森勇氏が内部昇格することが決まっており、比留木氏は「新しくチームを託す勇は、どこに出しても恥ずかしくない、バスケットへの情熱と努力に溢れたコーチです。これまでトライフープが築いてきた文化をさらに高いレベルへと導いてくれるはずです」と期待を寄せた。

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