2025.11.28

日本代表23点リードでチャイニーズ・タイペイ戦前半終了…渡邊雄太14得点、馬場&富永ブザビ

富永啓生の3ポイントが炸裂[写真]=吉田孝光
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 11月28日、GLION ARENA KOBEで「FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window1」の日本代表(FIBAランキング22位)vsチャイニーズ・タイペイ代表(同67位)が開催。日本が45-22と、23点リードを奪って前半を終えた。

 トム・ホーバスヘッドコーチが率いる日本は、齋藤拓実西田優大馬場雄大渡邊雄太ジョシュ・ホーキンソンを先発起用。第1クォーターは渡邊雄太がアシストにスティールに速攻と奮闘。開始3分で9-3と攻守に流れを作った。長距離砲が武器の富永啓生も2ポイントを重ねて加点。第1クォーター終了間際には馬場がハーフコートショットのブザービーター決める場面もあり、23-10と2ケタ点差をつけて最初の10分を終えた。

 13点リードで迎えた第2クォーターは、身長211センチを誇るブランドン・ギルベックに2ポイントを重ねられる展開となった中、馬場がカッティングとプットバックで得点し応戦。同中盤は停滞する時間帯もあったものの、渡邊雄太と富永の長距離砲が炸裂。第1クォーターの馬場に続き、富永も第2クォーター終了と同時に3ポイントを沈め、2クォーター連続ブザービーターという“スーパーショット”も飛び出した。

 個人スタッツでは、渡邊雄太が17分の出場でチーム最多14得点を挙げ、富永が8分出場し13得点。チーム最長17分38秒に出場しているホーキンソンは3得点9リバウンド6アシスト、出場中の得失点差を表すプラスマイナスでゲームハイの+25をマークしている。

 今予選では韓国代表(同56位)、中国代表(同27位)、チャイニーズ・タイペイと同じグループBに入った日本。難敵との戦いが続くだけに、ホームで白星スタートをきりたいところ。まずは上々の立ち上がりとなった。

■試合速報
日本 45-22 チャイニーズ・タイペイ
JPN|23|22|||=45
TPE|10|12|||=22

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