2020.04.25

【高校チーム訪問】桐光学園の主将とインサイドの要、目指すは「ウインターカップメインコート」

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小田光太(3年・主将)「髙橋先生の情熱に負けないように」


〈桐光学園に入った理由〉
「自分は福岡県出身なんですけど、関東の大学に通っている兄に進学先を相談した時に桐光学園を紹介してもらいました。それから桐光学園の試合を見たり、練習に参加させてもらう中で、桐光学園の走るバスケに惹かれて。自分もその中でバスケしてみたい、全国を目指したいと思い、入学しました」

〈自分のプレーの強み〉
「得意なプレーは3ポイントシュートです。憧れているステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)のプレーを参考にしています。昨年の3月に前十字靭帯をケガしてしまって、1年間思うようにプレーできなかったので、これからは3ポイントシュートでチームの得点源として貢献していきたいです」

〈キャプテンに選ばれた経緯〉
「先生と1つ上の先輩方の推薦で選んでいただきました。当時自分はまだケガをしていたのですが、その間の声出しや裏方として動いているところを見てくださって。不安はありましたが、選んでくださったからには全力で取り組み、期待に応えたいと思います。今キャプテンとして心掛けているのは、練習中からしっかりコミュニケーションをとって、いつでも意思疎通を図れるようにすることです」

〈髙橋正幸コーチの印象〉
「熱い指導をしてくださる情熱を持った先生で、僕たち選手もその情熱に負けないように頑張っていけたらなと思います。昨年のウインターカップ予選で負けてしまった時、一番悔しがっていたのも先生だったので、新チームのミーティングでは選手がその情熱、熱意に負けていいのかと話しました」

〈チームの特徴〉
「個性的な選手が多いですが、学年に関係なく対等にコミュニケーションがとれるチームです。サイズのある選手でも速攻に走れるのが特徴で、優勝した関東新人大会では横断幕にもある『堅守速攻』を体現できたと思います」

〈今年の目標〉
「インターハイとウインターカップ、どちらでもメインコートに立つこと。ベスト4以上を狙っています。個人としては課題であるディフェンスを向上させたいです。高校バスケの集大成となる1年なので、まずはもっとコートに立てるように、シュートの精度だったり、1対1のディフェンスだったり、声だけじゃなくてプレーでもチームに貢献できるような選手になっていきたいです」

伊藤治輝(3年)「憧れは竹内兄弟」


〈桐光学園に入った理由〉
「髙橋先生から声を掛けていただいたことがきっかけです。身長が高かったので、『力強いリバウンドをやってもらいたい』と。自分は中学時代、そんなに目立った選手ではなかったので不安もありましたが、自信を持ってやろうと思い桐光学園に入りました。入学後は1年生の頃からベンチに入れてもらえて、いい経験を積んでこれたかなと思います」

〈自分のプレーの強み〉
「自分は身長が195センチくらいあってリバウンドも取れるんですけど、外からのシュートも武器の1つです。試合でも積極的に狙っていければと思います」

〈チームの特徴〉
「練習から『頭を使え』と髙橋先生に言われていて、試合も自分たちでやるように意識しています。もちろん、困った時は先生に助けてもらっていますけど、そこは自分たちの武器かと思うので、これからも伸ばしていきたいと思っています」

〈上級生として意識すること〉
「小田が(ケガで)いない分、自分が引っ張って行こうと思っていました。『試合は1年生、2年生関係なくやれ』と1年生(新2年生)に言っていたので、そういう面では遠慮なくやってくれたと思います。」

〈今年の目標〉
「自分たちの目標は関東大会よりも、全国大会です。インターハイよりもウインターカップで1つ勝つこと、メインコートで勝つことが目標です。個人としては、プレーでチームに貢献することはもちろんですけど、(上級生として)引っ張っていくことを意識したいと思います」

〈憧れの選手〉
「Bリーグの竹内兄弟。身長も高くて、外国籍選手と張り合えているので、目指しています。実際に試合を見に行って、参考にしています」

〈将来の目標〉
「自分はプロを目指しているので、そこを目指して頑張りたいです。Bリーグなら、小学6年生の頃から見ている川崎ブレイブサンダースに入ってプレーしたいです。桐光学園と似て、ディフェンスを頑張ってオフェンスにつなげる感じなので、目指したいと思います」

取材日=2月28日
取材・文=峯嵜俊太郎

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