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12月26日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子準決勝が行われ、桜花学園高校(愛知県)と明星学園高校(東京都)が対戦。後半、一時は15点ものリードを桜花学園が奪うも、明星学園が最後まで粘る展開となる。しかし、桜花学園が明星学園を振り切り、ベスト4進出を決めた。
試合後のメディア対応した桜花学園のキャプテン、朝比奈あずさは「勝ち切れたことは良かったと思いますが、ディフェンスでちょっと崩れたところがあったので、明日は修正して臨みたいと思います」とコメント。
この日の朝比奈は両チームハイの24得点をマーク。守っては2人の留学生に対して8得点を与えたのみと、確実に相手の得点源を抑えることができた。
大会前から留学対策を徹底的に練習してきたという桜花学園。それを担うのがセンターの朝比奈だが、「(留学生に対して)結構守れていたと思いますが、まだ中に入られることがあるので、そういうところを完璧にしたいと思います」と反省の弁を忘れない。
また「追い上げられても焦りはありませんでした。今までやってきたことができれば勝ちきれる自信があったので、そこはチームに声かけながらやれました」と、接戦の中でも自身を失わなかったと笑顔を見せた。
大会3連覇に向けて、桜花学園は準決勝にコマを進めた。対するのは岐阜女子高校(岐阜県)を破った昭和学院高校(千葉県)。朝比奈は「ディフェンスがカギになると思います。それを全員で徹底することと、そこから早い展開でしっかり走ってブレイク出せるように。気持ち全面に出してプレーしたいと思います」と意気込む。
そして、「相手がどうこうというより、自分たちがやってきたことを出しきって、しっかり勝ちたいです」と自信を見せた。
昭和学院との準決勝は、27日第1試合、10時ティップオフ予定だ。