2022.09.27
7月29日、渡邊雄太が高松市総合体育館会場を訪れ、「令和4年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会」の男子3回戦で柳ヶ浦高校(大分県)と対戦した母校尽誠学園高校(香川県)の試合を観戦。試合後、一部報道陣からの取材に応じた。
渡邊は高校在学中に日本代表候補に選出され、ウインターカップで2年連続ベスト5入りを果たすなど、高校バスケットボール界を席巻。高校卒業後に渡米したため、母校の試合観戦は「大きな大会では初めて」だという。
尽誠学園は77-67で勝利を収め、同校史上初のインターハイベスト8進出を決めた。「質の高いバスケットを試合をとおしてやっていたと思ったので、安心して見ていました。本当に誇らしいの一言です」と絶賛。「僕は初戦敗退なので、あまり言うことがないですけど」と謙遜しつつ、「素晴らしいバスケットを見せてもらったので、自分のモチベーションも上がりました」と、後輩たちの活躍を喜んだ。
また、試合内容についてもコメント。「ディフェンスではしっかりとプレッシャーをかけていて、離されそうでしんどい時に相手のターンオーバーを誘発して速攻で点差を縮めていて。自分が現役時代に教わっていたようなことを、後輩たちがコート上で表現していました」と、当時の自分と重ね合わせ、改めて尽誠学園のバスケットを高く評価した。
さらに、高校生をはじめとした若い選手たちの海外挑戦にも言及。「最近はアメリカに行く子たちが増えてきています。自分の時は『アメリカに行く』と言っても、周囲があまり反応をしなかったですけど、今は『行きたいなら行けばいい』というようになっていると思います。進路選びに迷った時には、自分が何をしたいのかということを最優先してほしい」と、後進たちにアドバイスを送った。
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