2021.11.19
日本バスケットボール協会(JBA)は15日、11月27・28日に宮城県仙台市で行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」のWindow1に臨む男子日本代表候補24選手を発表した。選ばれた選手たちは新鮮な顔触れながら、Bリーグで確かな成績を残した実力者がそろった。
選ばれたBリーガー24名のうち、2021-22シーズンに特に好成績を収めている選手は誰なのか、本稿では日本代表候補のなかで今シーズンの「1試合平均得点数」のトップ10をランキング形式で紹介する。
日本代表候補Bリーガー
2021-22シーズン 1試合平均得点数 トップ10(11月19日時点)
1位:岡田侑大/信州 19.1得点(229得点)
2位:森川正明/横浜 13.3得点(186得点)
3位:富樫勇樹/千葉 13.0得点(182得点)
4位:比江島慎/宇都宮 12.5得点(175得点)
4位:藤井祐眞/川崎 12.5得点(175得点)
6位:齋藤拓実/名古屋D 12.1得点(170得点)
6位:西田優大/三河 12.1得点(170得点)
8位:寺嶋良/広島 12.0得点(168得点)
9位:エヴァンスルーク/FE名古屋(B2) 11.9得点(119得点)
10位:ベンドラメ礼生/SR渋谷 11.0得点(154得点)
※()内は総得点
1位と2位にはいずれも今回が日本代表候補初選出となる岡田侑大と森川正明が並んだ。20歳からプロの舞台で活躍する岡田は、今シーズンがキャリア4年目。新天地・信州ブレイブウォリアーズでエースとして活躍しており、平均19.1得点は帰化選手を除く日本国籍選手でトップの成績となる。一方、横浜ビー・コルセアーズの森川は29歳の中堅。優れた得点能力を武器にクラブでは主軸を担っており、平均出場時間は30分を超える。
3位に入ったのは千葉ジェッツの司令塔である富樫勇樹。毎年のように好成績を収めているが、今シーズンは特に3ポイントを積極的に試投しており、成功率も低くない。4位には比江島慎と藤井祐眞が同率でランクイン。日本代表での実績からエースとしての活躍に期待がかかる比江島に加え、待望論のあった藤井のプレーぶりに注目しているファンは多いだろう。
6位以下にも齋藤拓実や西田優大、寺嶋良、エヴァンスルーク、ベンドラメ礼生といった各クラブの主力選手がずらり。トム・ホーバスHCの初陣で得点源となる選手は誰なのか、当然トップ10以外の選手の活躍にも期待したいところだ。
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