2022.08.31

U18アジア選手権のベスト5に選出された川島悠翔「甘んじることなく努力していきたい」

川島の大会終了後コメントをJBA公式サイトが伝えている[写真]=fiba.com
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 8月21日から28日にかけて、イランのテヘランで「FIBA U18アジア選手権大会2022」が開催。決勝まで勝ち進んだU18男子日本代表は、U18韓国代表に73-77と惜敗し、準優勝で大会を終えた。

 日本バスケットボール協会は、川島悠翔(福岡大学附属大濠高校/2年)の大会終了後コメントを公式サイトにて伝えている。

「今大会、自分の中ではシュートがあまり入らず、納得のいくプレーができませんでした。その中でも決勝の韓国戦で大事な場面でのフリースローを外してしまったことは、自分の中でメンタルの弱さを知ることになったので、そこを改善していきたいと思っています」

 自身の反省点について語る川島だが、大会初戦のレバノン戦では22得点14リバウンドと躍動し、全5試合で2ケタ得点を記録。1試合平均15.6得点10.6リバウンド1.6ブロックをマークすると、今大会のリバウンド王に輝き、大会ベスト5にも選出された。

 それでも、「オールスターファイブに選んでいただきましたが、自分の中ではまだまだそれに相応しくないプレーだったと納得していないので、受賞したからといって甘んじることなく、もっと自分自身をみつめてこれからも努力していきたいと思います」と語り、高い向上心を示した。

 川島は今年だけで「FIBA U16アジア選手権大会」、「FIBA U17ワールドカップ」に加えて今大会と、3つの国際大会に出場し、貴重な経験を積み重ねたが、「その中で学んだことを生かして練習に取り組んで、FIBA U19ワールドカップ2023ではもっとレベルアップした姿をみせれるように努力していきたいです」と次なる目標へ向けて意気込んだ。

来年行われるU19ワールドカップでは、再び世界の強豪国との対戦に臨む[写真]=fiba.com

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