2022.08.29

4人が2ケタ得点をマークするも韓国のゾーンを攻略できず…U18日本代表は準優勝で大会を終える

10得点13リバウンドとダブルダブルの活躍を見せた川島 [写真]=fiba.com
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 8月28日、イランのテヘランで「FIBA U18アジア選手権大会2022」が行われ、U18男子日本代表がU18韓国代表との決勝戦に臨んだ。

 日本は轟琉維(福岡第一高校)、湧川颯斗(福岡大学附属大濠高校)、小澤飛悠(中部大学第一高校)、川島悠翔(福岡大附属大濠)、八重樫ショーン龍(仙台大学附属明成高校)が先発出場。韓国に先制を許した日本はすかさず湧川のバスカンで対抗。その後、点の取り合いとなるが、日本はコートに入った選手がまんべんなく攻め、第1クォーターを24−19とリードする。

 第2クォーターに入っても、日本は坂本康成(中部大学第一高校)の3ポイントなどでリードを保つ。しかし、中盤から韓国が繰り出したゾーンディフェンスに手こずり残り2分16秒に逆転を許すと、そこから一進一退の展開に。前半は日本が46−44と2点リードで折り返した。

 リードチェンジを繰り返す展開となった第3クォーター、日本はそれでもジリジリとリードを64−59と広げて、最後の10分へ。第4クォーター、一時リードを奪われた日本だが、小澤の3ポイント、山田哲汰(白樺学園高校)のダンクで対抗。しかし、73−73の同点で残り時間が1分を切った場面でターンオーバーから速攻を決められ2点リードを奪われる。結局、これが決勝点となり、73−77で敗れた。

 日本は湧川がチーム最多の15点、星川開聖(洛南高校)が14得点、小澤が12得点、川島が10得点と4人が2ケタ得点をマークするも、19のターンオーバーを犯し、最後まで韓国のゾーンディフェンスを攻略できなかった。

■試合結果
日本 73-77 韓国
JPN|24|22|18|9|=73
KOR|19|25|15|18|=77

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