2023.08.15

日本代表・渡邊雄太は軽度の捻挫…ホーバスHC「フランス戦は出せない」

アンゴラ戦で負傷した渡邊雄太[写真]=伊藤大允
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「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場する男子日本代表の渡邊雄太が8月15日、有明アリーナで開催された「SoftBank CUP 2023 東京大会」アンゴラ戦で負傷交代するアクシデントに見舞われた。

 スターター起用された渡邊は、試合序盤から攻守に渡って奮闘していたが、第2クォーター残り3分27秒で相手選手と接触し転倒。プレーが切れたタイミングで立ち上がったものの、右脚を気にする素振りを見せながら足早にロッカールームに下がった。

 負傷するまでは11分47秒に出場し、4得点7リバウンド3アシストの成績。第3クォーター終盤に足を引きずりながらベンチに戻り、チームメートと談笑するなど明るい表情を見せていたが、この試合で再びコートに立つことはなかった。

 渡邊雄太の状態について、試合後の会見に出席したトム・ホーバスヘッドコーチは、右足首の軽い捻挫だったことを明かし、「病院には行かない。彼はよく捻挫します。彼自身もそんなに(状態が)悪くないってわかっていた」と現状を報告。

 ただ、今後の起用法等を問われると、「(17日の)フランス戦は出せない。(復帰まで)5日から1週間くらいかな。彼の状態が良くなればスロベニア戦で出したいけど、分からない」と語り、ぶっつけ本番で8月25日のワールドカップ初戦に臨む可能性も示唆した。

 強化試合3連戦の初戦は75-65で勝利したが、渡邉飛勇の負傷離脱に続いてアクシデントに見舞われた日本代表。ワールドカップ前の強化試合は17日のフランス戦、19日のスロベニア戦の残り2試合になった。

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