2023.08.16
8月15日、「SoftBank CUP 2023 東京大会」が有明アリーナで行われ、ワールドカップを目前に控えるバスケットボール男子日本代表(FIBAランキング36位)は、75-65でアンゴラ代表(同41位)に勝利した。
トム・ホーバスヘッドコーチが率いる日本は、強化試合3連戦の初戦に河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、渡邊雄太(NBAフェニックス・サンズ)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)、富永啓生(ネブラスカ大学)、吉井裕鷹(アルバルク東京)の5名をスターターに起用。
第1クォーター序盤は富永啓生の3ポイントや渡邊雄太の連続得点などで主導権を握ったかと思われたが、メンバーを入れ替えた5分過ぎからターンオーバーがかさみアンゴラペースに。14-16の2点ビハインドで最初の10分を終えた。
第2クォーターもアンゴラのディフェンスを前になかなかペースを掴めず、残り3分20秒過ぎには、渡邊雄太が右足首付近を痛め負傷交代するアクシデント発生。井上宗一郎や吉井裕鷹の3ポイントで猛追したが、32-36のビハインドで前半を折り返した。
4点差で迎えたハーフタイム明けの後半は、粘り強いディフェンスで相手のターンオーバーを誘い、じわじわと追い上げる展開。第3クォーター残り1分をきったところで川真田紘也がブロックショットを見せると、力こぶを披露するようなパフォーマンスでチームを鼓舞。アリーナが沸くなか、最終盤には馬場雄大がフリースローを4本連続で沈め、51-49と逆転して第3クォーターを終えた。
勝負の第4クォーターは、富永と河村の連続ポイントで好スタートをきると、リードを広げては迫られる展開。残り4分を切って1点差とされたが、最後は富樫勇樹、馬場が冷静にフリースローを沈めるなど突き放し、75-65で勝利した。
個人スタッツでは、6本の3ポイントシュートを決めた富永がチーム最多20得点を挙げ、富樫と馬場も2ケタ得点をマーク。約1カ月ぶりに実戦復帰したジョシュ・ホーキンソンは14分の出場で3得点3リバウンド1アシスト2スティール1ブロック、負傷交代した渡邊雄太は11分47秒の出場で4得点7リバウンド3アシストだった。
日本代表に残された強化試合は17日のフランス代表、19日のスロベニア代表の2試合。東京での調整を終えると、いよいよ8月25日のワールドカップ1次ラウンド初戦・ドイツ戦に臨むことになる。
■ SoftBank CUP 2023 東京大会
<8月15日 有明アリーナ>
日本 75-65 アンゴラ
JPN|14|18|19|24|=75
AGO|16|20|13|16|=65
2023.08.16
2023.08.16
2023.08.15
2023.08.15
2023.08.15
2023.08.14
2023.08.16
2023.08.16
2023.08.15
2023.08.15
2023.08.15
2023.08.14