2023.10.14
中国で開催されている「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」の男子バスケットボール競技が9月26日にスタートする。
日本代表はグループステージで26日にカタール代表、28日にインドネシア代表、30日に韓国代表と対戦。先日の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」とは異なるメンバーで臨み、来夏に控える「パリ2024オリンピック」へ向けた新戦力の発掘など、日本代表全体でのレベルアップを図る大会となる。
昨シーズンのBリーグ王者・琉球ゴールデンキングスから唯一の選出となった今村佳太は、今大会について「世界と戦える、アジアの強豪と戦えるチャンスはなかなかない。チームとしても個人としてもチャレンジできる機会になると思う」とコメント。試合スケジュール上、今回の代表活動に参加したことでBリーグの第1節は欠場することが濃厚だが、国際試合での経験も所属クラブの琉球に還元できると、前向きに捉えている。
国内の“バスケ熱”の盛り上がりに直結したワールドカップに関しては、劇的な逆転勝利を収めたフィンランド戦とベネズエラ戦などを現地観戦したようで、「日本バスケットボールの形を見せてくれたかなと思っているので、そこは自分たちとしても希望が持てる部分かなと思いますし、世界でも通用する部分があると感じました」と振り返った。
現役のプロバスケットボール選手としては、ワールドカップ代表に選出されなかった“悔しさ”もあったというが、「これでバスケットボール人生が終わるわけではないですし、代表の方々がパリ五輪につなげてくださったので。そこは自分も貪欲にやっていきたいという、良いモチベーションで今はできています」と前向きだ。
今回の代表チームでは、「コーリー・ゲインズHCと話していても色々なことを求められているのかなと思う。3ポイントもディフェンスの部分もそうですけど、ハンドラーとしてクリエイトする力もそう」と、攻撃の柱として活躍が期待されている。
実際、過去2シーズンは「3ポイントの波に左右されないように、クリエイトだったりアタックの部分はやってきたつもり」と振り返り、6月の代表候補合宿では、今大会には帯同しないトム・ホーバスHCからも「ここまでハンドラーできると思ってなかった」と言葉をかけられたという。
「自分としてはその部分を認めてもらったのかなと思ったので、そこはチャンスだと思います」と今村。
今大会は来夏のパリ行きも視野に入れつつ、自身の成長と価値を証明するステージになりそうだ。
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