2024.05.23

日本代表・馬瓜ステファニーの新天地決定「まだまだ続くステフの海外挑戦」サラゴサへ移籍

バスケットボール女子日本代表の馬瓜ステファニー[写真]=野口岳彦
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 バスケットボール女子日本代表馬瓜ステファニーが、スペインリーグのエストゥディアンテスからサラゴサへ移籍することが決まった。5月23日に移籍先のサラゴサが公式サイトを通じて発表している。

 愛知県出身で現在25歳の馬瓜は、182センチのパワーフォワード。女子バスケの名門、桜花学園高校での3年時にインターハイ、国体、ウインターカップの3冠に貢献し、卒業後はトヨタ自動車アンテロープスの主力としてWリーグで活躍した。

 今シーズン開幕前に世界最高峰の舞台であるWNBAのニューヨーク・リバティとトレーニングキャンプ契約を締結していたが、開幕ロスター入りとはならず渡西。エストゥディアンテスでプレーした2023-24シーズンは、スペインリーグでプレーオフも含む32試合に出場し、1試合平均10.8得点3.1リバウンド1.4アシスト、3ポイント成功率35.1パーセントを記録。サラゴサと対戦したプレーオフ準々決勝では、移籍後最多となる23得点をマークしていた。

 現在、馬瓜は日本代表の強化合宿に参加するため帰国中。22日にエストゥディアンテスから退団することが発表され、一夜明けたこの日、サラゴサへの入団が公表された。

 新天地となるサラゴサは、スペイン東部に本拠地を構える強豪クラブ。今シーズンはエストゥディアンテス(6位)を上回る3位でレギュラーシーズンを終え、プレーオフでも4強進出。ヨーロッパの強豪が集うユーロリーグでも準々決勝まで勝ち上がった。

 馬瓜は23日に自身の公式Xアカウント(@stephaniemawuli)を更新し、サラゴサの投稿をリポストする形で、「とゆう事で次はEuroLeague!!!まだまだ続くステフの海外挑戦!引き続き応援よろしくお願いします!!」とポスト。“Encantado”(=「はじめまして」の意)と、スペイン語の挨拶も添えて、ファンに移籍することを報告した。

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