2025.03.14

ポール・ジョージが鼠径部と膝の手術を検討中…今シーズン複数個所の痛みを訴え、本領発揮できず

手術となると全休も考え得るポール・ジョージ [写真]=Getty Images
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 3月14日(現地時間13日)、現地メディア『ESPN』はNBAフィラデルフィア・セブンティシクサーズのフォワード、ポール・ジョージが鼠径部と膝の負傷について医師と話し合っており、手術を検討していると報道した。

 関係者によると、ジョージは最善の治療法を確定するために医師と面談し、来週初めに決定が出る予定だという。34歳のジョージは今シーズン、鼠径部、指、膝の不調を抱えながらプレーし、過去1か月間、複数の負傷と闘ってきた。

 プレシーズン中にも左膝を患い、レギュラーシーズンの最初の5試合を欠場せざるを得なかったジョージは、11月にも同じ個所を損傷して3試合を欠場した。1月に左小指を負傷すると、最近になり左鼠径部の痛みで欠場。シクサーズでの直近4試合を欠場せざるを得なかった。

 ロサンゼルス・クリッパーズで5シーズンを過ごした後、7月にセブンティシクサーズと4年2億1200万ドルの最高契約を結んだジョージは、今シーズンここまで41試合に出場し平均16.2得点5.3リバウンド4.3アシストを記録している。

 また、ジョージは先月末に自身のポッドキャスト「Podcast P with Paul George」を休止することを発表。「今は最高の健康状態ではないので、体をできるだけ健康にするために努力をしてきた。ここで状況を好転させることに集中し、チームをまとめることに全力を注ぎます」と自身の健康とセブンティシクサーズのシーズン立て直しに集中すると述べた。

 シクサーズでは、2022-23シーズンのリーグMVPジョエル・エンビードも3月1日に今シーズンの残り試合を欠場することを発表。チームは22勝43敗と大きく借金を作っており、早くも来シーズンの挽回に向けた準備が始まっているのかもしれない。

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