2025.02.27

ブルズに大敗したシクサーズのジョージ「競い合っていく兆候を全く見せられずにいる」

イースト下位へ低迷するシクサーズのジョージ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 2月25日(現地時間24日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、ホームのウェルズファーゴ・センターでシカゴ・ブルズを迎えるも、110-142で大敗した。

 この試合でシクサーズがリードできたのは、ケリー・ウーブレイJr.のダンクで先取点を奪った最初の14秒間のみ。ポール・ジョージが19得点2スティール2ブロック、ウーブレイJr.が19得点8リバウンド、タイリース・マクシーが13得点を残すも、チーム全体でフィールドゴール成功率38.9パーセント(37/95)、3ポイントシュート成功率25.0パーセント(10/40)と不発。

 8連敗に陥ったシクサーズは、26日終了時点でイースタン・カンファレンス12位の20勝37敗。大黒柱ジョエル・エンビードは左ヒザのケガに苦しんでおり、ここまでわずか19試合のみの出場となっている。

 エンビードとマクシーにジョージを加えたビッグ3形成も、今シーズンにこの3選手がそろったのは15試合しかなく、チームは7勝8敗で負け越している。

 ブルズ戦後、ジョージはチームの現状に苦言を呈していた。

「僕らは競い合っていくチームなんだという兆候を全く見せられずにいる。チャンピオン、それかプレーオフを争うチームなら持ち合わせているような習慣がないんだ。正直なところ、今となってはちょっと起こりそうもない。僕らにできるのはハードに練習して、前へと進み続けていくことだけ」

 昨シーズンまで7年連続でプレーオフ出場を飾っているシクサーズだが、今シーズンはイースト12位。プレーイン・トーナメントへ進出可能な最終枠にいる10位のブルズ(23勝35敗)と2.5ゲームも離れているだけに、プレーオフ連続出場に黄信号が灯っている。

ポール・ジョージの関連記事

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO