2025.09.15
9月14日にラトビアで「ユーロバスケット2025」の3位決定戦が行われ、ギリシャ代表(FIBAランキング13位)がフィンランド代表(同20位)が対戦した。
ギリシャは5-0のランで試合を始めると、9点のリードを奪って第1クォーターを終了。続く第2クォーターはヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)を中心に点差を広げ、48-34でハーフタイムに突入した。
後半に入ってもリードを譲らず。試合終了残り44秒にラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)の3ポイントシュートで4点差に詰め寄られ、同5秒に1点差まで迫られたものの、その後はアデトクンボが奪ったフリースローを沈め、92-89で3位決定戦を制した。
ギリシャはアデトクンボが30分50秒のプレータイムで30得点17リバウンド6アシスト1スティール2ブロックの大暴れ。タイラー・ドーシー(オリンピアコスBC/ギリシャ)が20得点、バシリオス・トリオプロス(パナシナイコスBC/ギリシャ)が15得点で続いた。
ギリシャにとって2009年以来、史上6度目となるユーロバスケットの表彰台。大黒柱のアデトクンボは銅メダル獲得について「チームにとっても、国にとっても、とてもうれしいです。16年かけてようやく成功を収めることができました」と話し、次のようにコメントした。
「これは、私がバックスで勝ち取ったチャンピオンシップに勝るものではありません。NBAでチャンピオンシップを獲得することは大きな功績であり、ミルウォーキーは素晴らしい街です。しかし、人口は50万人か60万人ほど。1200万人のギリシャ人を幸せにし、次の世代に刺激を与えることができれば、それは素晴らしいことです。テレビでこれを見ている子どもたちがいる。いつか代表チームでメダルを獲得できるかもしれないと、心から喜ぶでしょう」
■試合結果
ギリシャ 92-89 フィンランド
GRE|24|24|21|23|=92
FIN|15|19|22|33|=89
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