2025.09.15

デニス・シュルーダーがW杯に続いてMVP受賞…ドイツを32年ぶり優勝に導く

大会を通じて1試合平均20.3得点7.2アシストを記録したデニス・シュルーダー [写真]=fiba.basketball
バスケ情報専門サイト

 9月15日(現地時間14日)、「ユーロバスケット2025」が閉幕。ドイツ代表(FIBAランキング3位)がトルコ代表(同27位)との決勝に臨み、リードチェンジ15回の末、88-83で勝利を収め、1993年以来32年ぶりの優勝を果たした。

 ドイツをけん引したデニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)がMVPを受賞。決勝では後半の14得点を含む16得点に3リバウンド12アシストの活躍を見せた。

 優勝した「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に続いてMVPに輝いた32歳は、大会を通じて1試合平均20.3得点3.4リバウンドに2位の同7.2アシストを記録。準決勝と決勝ではいずれも最多12アシストと、司令塔としての役割を果たした。

 ユーロバスケットでMVPに選出されたドイツ人選手は、1993年のクリス・ヴェルプ氏(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)、2005年のダーク・ノビツキー氏(元ダラス・マーベリックス)に続いて3人目。シュルーダーは「我々はこの好調を維持し、より多くの賞を獲得したいです」と語り、「ドイツ代表としてプレーできることは光栄。40歳までプレーしたいと思っています」とコメントした。

 なお、大会オールスターファイブはドイツからシュルーダーとフランツ・ワグナー(オーランド・マジック)、トルコからアルペラン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)、3位のギリシャ代表(同13位)からヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、7位のスロベニア代表(同11位)からルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)と、現役NBA選手が選ばれた。

デニス・シュルーダーの関連記事

男子ドイツ代表の関連記事

代表の関連記事