2025.10.24

NBA史上初の開幕2戦連続で2度の延長…王者サンダーがペイサーズとの激戦を制して2連勝

昨季ファイナルのリマッチは大激戦に[写真]=Getty Images
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 10月24日(現地時間23日、日付は以下同)。22日のヒューストン・ロケッツ戦を2度の延長の末に勝利した昨シーズンの王者オクラホマシティ・サンダーは、敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスへ乗り込み、インディアナ・ペイサーズと対戦した。

 この日は昨シーズンのNBAファイナルで最終第7戦まで競い合った両チームによるリマッチとなったのだが、サンダーはジェイレン・ウィリアムズ(右手首)、アレックス・カルーソ(脳震盪プロトコル)、ケイソン・ウォーレス(ヒザ)、アイザイア・ジョー(ヒザ)と主力を複数欠く苦しい布陣。

 一方のペイサーズも、アキレス腱断裂のためタイリース・ハリバートンが今シーズン全休、TJ・マッコネルがハムストリング負傷で欠場。さらには先発ポイントガードのアンドリュー・ネムハードが左肩を痛めて途中退場する事態に。

 それでも、第4クォーター残り6.8秒にパスカル・シアカムチェット・ホルムグレン越しに値千金のプルアップジャンパーを沈めて113-113の同点に追いついて延長へ。その延長では残り1分を切ってサンダーがエイジェイ・ミッチェルのフリースロー2本、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)のステップバックジャンパーで残り27.1秒で2点をリードするも、ベネディクト・マサリンのショットでペイサーズが残り12.6秒で再び追いつき、2度目の延長へ。

 その2度目の延長ではサンダーの得点源SGAが9得点を奪い、最終スコア141-135でディフェンディング・チャンピオンに軍配。同点19度、リードチェンジ18度の大激戦だった。レギュラーシーズン最初の2試合でいずれも2度の延長となったのは、今シーズンのサンダーが初ながら、2戦とも勝ち切った。

 開幕2連勝のサンダーでは、26投中23本(成功率88.5パーセント)のフリースローを沈めたSGAがキャリアハイの55得点に8リバウンド5アシスト2スティール、ミッチェルが26得点4アシスト、アーロン・ウィギンズが23得点9リバウンド、ホルムグレンが15得点12リバウンド2スティール、アイザイア・ハーテンシュタインが14リバウンドをマーク。

 一方のペイサーズは、マサリンが36得点11リバウンド、シアカムが32得点15リバウンド4アシスト、オビ・トッピンが20得点5リバウンド3アシスト2スティール、ベン・シェパードが15得点8リバウンド4アシスト、ジャレス・ウォーカーが13得点4リバウンド4アシストを残した。

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