2025.11.20
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、大腿部の打撲により約1週間欠場する見込みであることが分かった。11月28日(現地時間27日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。
カリーは、27日に行われたヒューストン・ロケッツとのNBAカップグループラウンドに出場。約32分間の出場で14得点6リバウンド5アシストをマークしたが、試合終盤に接触が相次ぎ負傷退場していた。
第4クォーター残り約3分半、ロケッツのアメン・トンプソンに対してチャージングを狙い体を入れた際に突き飛ばされ、コートに激しく体を打っていた。このプレーはビデオ判定ののち、カリーに対してブロッキングがコールされた。その2ポゼッション後にあたるウォリアーズのオフェンスで、カリーはレーンに切り込みレイアップを仕掛けると、再び接触しコートに倒れた。オフェンス・チャージングを取られたこのプレーの後もしばらくコートに残っていたカリーだったが、明らかに痛みを抱えた仕草を見せており、試合時間残り35秒で医療スタッフの判断によりベンチに退くこととなった。
記事によると、カリーの今回の負傷は深刻なものではないとのこと。スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は試合後に、「(負傷した箇所が)大腿部と聞いて安心した。足首や膝よりはましだ」と語っている。
ウォリアーズは現在ホーム5連戦を折り返したところであり、次戦は30日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦と12月3日のオクラホマシティ・サンダー戦が控えている。その後、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(5日)、クリーブランド・キャバリアーズ(7日)、シカゴ・ブルズ(8日)と東海岸のロードトリップが予定されているため、カリーの欠場はブルズ戦まで引きずるものと見られる。
今シーズンの戦績を10勝10敗(27日終了時点)としウェスタン・カンファレンス8位につけているウォリアーズにとって、カリーの欠場は打撃となった。カリーのことを“最大のチート”と呼んだジミー・バトラーは直近行われたインタビューで、「ステフがコートにいる時といない時では全く別のチームなんだから、そのように戦い方を分けないといけない」と語っている。期せずしてその状況に直面したウォリアーズは、この危機をどう乗り越え中盤戦を迎えることができるか。
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