2026.02.14
2月14日(現地時間13日、日付は以下同)。6日に発表された3チーム間トレードで、ロサンゼルス・クリッパーズからトロント・ラプターズへ移籍していたクリス・ポールがラプターズからウェイブ(保有権放棄)され、ソーシャルメディアで現役引退を表明した。
キャリア21年目の今シーズン。ポールはかつて6シーズンをプレーした古巣クリッパーズへ復帰も、昨年12月上旬に決別して事実上の契約解除。その後もワークアウトを続けていた40歳の大ベテランは、この日キャリアに幕を下ろすことに。
今シーズンは16試合の出場で平均14.3分2.9得点1.8リバウンド3.3アシストと不完全燃焼に終わった。とはいえ、“ポイント・ゴッド”の異名を持つ司令塔は、チームメートたちへ的確なパスをさばいて数多くの得点機会を演出しつつ、自らもドライブやミッドレンジジャンパー、3ポイントシュートなどで点も取り、ポイントガードの選手ではNBA歴代最長の21シーズンをプレーしてきた。
オールスターに12度、オールNBAチームに11度、オールディフェンシブチームに9度、さらには75周年記念チームにも名を連ねたポールは、新人王に輝いたほか、アシスト王に5度、スティール王に6度も立ち、レギュラーシーズン通算1370試合でキャリア平均16.8得点4.4リバウンド9.2アシスト2.0スティールを記録。
なかでも、平均アシスト部門ではニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)時代の2007-08と2008-09シーズン、クリッパーズ在籍時の2013-14と2014-15シーズン、フェニックス・サンズ所属時の2021-22シーズンと、3つの年代でリーグトップに君臨。得点、リバウンド、アシストの主要3部門において、3つの年代でリーグトップに立った選手はポールのみだと『Elias Sports Bureau』が報じている。
また、ポールはレギュラーシーズン通算2万3058得点に加えていずれもNBA歴代2位の1万2552アシストと2728スティールを積み上げてきた。シーズン通算2万得点、1万アシスト、2000スティールをクリアしたのはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とラッセル・ウェストブルック(サクラメント・キングス)、そしてポールの3人しかいない。
サンズ時代の2021年に初のNBAファイナル出場を果たしたポールは、その年ミルウォーキー・バックスに敗れ、リーグ制覇を達成することはできなかった。それでも、NBAで素晴らしいキャリアを送ってきたことに加え、アメリカ代表の一員としてオリンピックで2度の金メダル(2008、2012年)も手にしているだけに、近い将来バスケットボール殿堂入りを飾ることが確実視されている。
Chris Paul is the only player in NBA history to lead the league in points, rebounds or assists per game across three different decades.
He led the NBA in assists per game in:
2007-08
2008-09
2013-14
2014-15
2021-22(via @EliasSports) pic.twitter.com/VTN0VUdRRl
— ESPN Insights (@ESPNInsights) February 13, 2026
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