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クリッパーズ、ドラフト指名権の補填に向けダリアス・ガーランドのトレードを検討か

放出が噂されるクリッパーズのダリアス・ガーランド [写真] = Getty Images
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 ロサンゼルス・クリッパーズが、ダリアス・ガーランドのトレードを検討する可能性が浮上している。リーグから科された処分によって大量のドラフト指名権を失ったなか、その損失を補うためにガーランドを放出し、再び将来の資産を集める動きに出る可能性があるようだ。

 NBAは今オフ、クリッパーズによるサラリーキャップ規定をめぐる問題について処分を科し、チームは5年分の1巡目指名権と3000万ドル(1ドル=154円換算で約46億円、為替換算は以下同)を失うことになった。

 この処分により、今後のチーム編成に大きな制約が生じることになったクリッパーズ。一方、カワイ・レナードをトロント・ラプターズへトレードしたことで、2つの1巡目指名権を獲得している。さらに、リーグ側に協力することで処分が軽減される可能性もあるとされており、失われた資産を少しでも取り戻すための方法を模索しているようだ。

 そうしたなか、ガーランドのトレードが選択肢のひとつとして浮上している。現地メディア『Heavy』のショーン・デベニー記者は、クリッパーズの処分がガーランドの去就にも影響を及ぼす可能性について、次のように指摘している。

「アスピレーション社とカワイ・レナードをめぐる問題への処分を受けて、クリッパーズがロスターからできるだけ多くの将来のドラフト指名権を取り戻そうと動き、ガーランドがトレード市場へ出るという一連の流れを引き起こす可能性がある。どのチームが、彼に2つの指名権を差し出してくれるだろうか?」

 クリッパーズにとって、ガーランドは決して簡単に手放せる選手ではない。昨シーズンは平均18.8得点2.4リバウンド6.7アシストを記録しており、司令塔として高いゲームメイク能力を発揮している。自身で得点を生み出す力に加え、味方を生かすプレーメークにも長けており、攻撃の起点として大きな価値を持つ。

 一方で、ガーランドは2025-26シーズンに37試合を欠場。現在の契約は残り2年で8600万ドル(約132億円)となっており、近い将来には契約延長を求める可能性もある。そのため、クリッパーズがトレードによって得られる指名権と、ガーランドを長期的に保持する価値を比較することになりそうだ。

 ガーランドを狙う候補としては、シカゴ・ブルズ、ブルックリン・ネッツ、ヒューストン・ロケッツらが挙げられている。いずれも将来のドラフト指名権を比較的多く保有しており、クリッパーズが求める見返りを用意できる可能性がある。また、ジャ・モラントがチームを離れたメンフィス・グリズリーズも、新たな司令塔を必要としていることから候補になり得るという。

 もっとも、クリッパーズがガーランドを積極的に放出しようとしているわけではない。あくまで、トレードによって貴重なドラフト指名権を取り戻せる場合に限り、交渉のテーブルにつくという姿勢のようだ。

 NBAから厳しい処分を受け、将来のチーム編成に大きな影響を受けることになったクリッパーズ。ガーランドという戦力を維持するのか、それとも指名権を優先して再建への道を模索するのか。今後の動向が注目される。

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