2023.07.12
ユタ・ジャズが、キヨンテ・ジョージとの長期契約を結んだようだ。9月19日(現地時間18日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。
報道によれば、契約内容は5年総額1億5750万ドル(1ドル=約156円換算で約247億円)。チームオプションやプレーヤーオプションは含まれておらず、2027-28シーズンから2031-32シーズンまでの5年間が対象になるという。
2023年のNBAドラフトで全体16位指名を受けたジョージは、昨シーズンに大きく飛躍。出場した54試合すべてで先発を務め、平均23.6得点6.1アシスト3.7リバウンド1.1スティールをマークした。
現地メディア『The Salt Lake Tribune』によれば、昨シーズンに平均23得点6アシスト以上を記録した選手はジョージを含めて9人しかおらず、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)やタイリース・マクシー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ジェームズ・ハーデン(クリーブランド・キャバリアーズ)、ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)、ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)と並んだ。
一方、ジャズは2025-26シーズンを22勝60敗で終え、ウェスタン・カンファレンス15位に沈んだ。それでも、再建を進めるなかで若手の成長が見られ、キャリア3年目にして得点力とプレーメイク能力を兼ね備えたガードへと成長したジョージはその中心的な存在となった。
そして今オフ、ジャズはチームの将来を見据えた動きをさらに加速させている。7月にはウォーカー・ケスラーをロサンゼルス・レイカーズへサイン&トレードで放出。見返りとして2031年と2033年の1巡目指名権に加え、2028年と2030年の1巡目指名権スワップを獲得した。
さらに、ドラフトでは全体2位でダリン・ピーターソンを指名。カンザス大学出身のガードを加え、ジョージとともに将来のバックコートを担う若手を確保した。ピーターソン自身もジャズ加入後、ジョージとともに「NBAで最高のバックコートの1つ」を形成できると自信を示している。
8月にはミネソタ・ティンバーウルブズとのトレードでジョシュ・グリーンを獲得し、コディ・ウィリアムズとジョン・コンチャーを放出。若手中心のロスターを維持しながら、グリーンという経験豊富なウイングを加えている。
再建を続けるチームにとって、今回の5年契約はそのジョージを将来の中心選手として位置づける決断と言えそうだ。今後ジャズは、ジョージやピーターソンら若手とラウリ・マルカネンやジャレン・ジャクソンJr.といった中堅をどのように組み合わせ、勝てる集団へと変えていくのか。2026-27シーズンは、ジャズにとって再建の成果が問われる新たな段階となりそうだ。
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