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【Bプレミアクラブ展望】神戸ストークス「即戦力を加えた“B2王者”…新布陣で真価を証明へ」

昨季は寺園やチャイルズが神戸を支えた[写真]=B.LEAGUE

 川辺泰三ヘッドコーチを迎え、大型補強を施して臨んだ昨シーズンの神戸ストークスは、レギュラーシーズン55勝5敗という圧巻の成績を残した。プレーオフでも1敗を喫したのみで勝ち上がり、自慢のオフェンス力を存分に発揮。Bリーグ初年度の2016-17シーズン以来となる優勝でB2ラストシーズンを締めくくったうえ、全試合をGLION ARENA KOBEで開催したホームゲームの入場者数は一昨シーズンから倍増した。競技・事業の両面で飛躍を遂げ、自信を持ってBプレミアに乗り込む。

 とはいえ、B1で戦い続けてきたクラブが集うBプレミアでは、さしもの神戸も一筋縄ではいかない場面が少なからずあるだろう。ヨーリ・チャイルズ寺園脩斗といった主力が残った中、今シーズン加わった6人の新戦力には、チームをさらに引き上げる働きが求められる。

 その顔ぶれは非常に楽しみだ。日本人選手では福島ファイヤーボンズをB2準優勝に導いた中野司、若手ながら攻守両面で折り紙付きの実力を持つ小川麻斗、そして長崎ヴェルカのB1初制覇に貢献した山口颯斗。いずれも即戦力としての活躍が期待され、チーム内の競争も激しくなるだろう。

 外国籍選手とアジア特別枠選手の新加入選手3人はいずれもBリーグ未経験だが、その中でジェイレン・マクダニエルズはNBA通算252試合出場という実績を誇り、否が応でも期待は高まる。

 2017-18シーズンのB1昇格時は、その厚い壁になす術なくはね返された印象もあるが、今回は一味違うところを証明しなければならない。B2から大きく変わるBプレミアのゲームスケジュールにもしっかりアジャストしながら、着実に白星を積み上げていきたい。

■キープレーヤー/PF #23 ヨーリ・チャイルズ

■キープレーヤー/PF #23 ヨーリ・チャイルズ

[写真]=B.LEAGUE


 昨シーズンはリバウンドのタイトルを獲得し、得点もリーグ2位につけたほか、スティールとブロックでもチームトップの数字を叩き出した。弱点だったフリースローも克服し、隙のない選手となった感がある。Bリーグでは4シーズン目を迎えるとあって、マクダニエルズら新外国籍選手と日本人選手をつなぐ役割も期待できる。

 何より、昨シーズンはB2プレーオフも含めた全67試合に先発出場している頑丈さが、平日開催が増えるBプレミアでも頼りになる。プレーの力強さと安定感はもとより、常にハードワークする献身的な姿勢や、その存在がもたらす安心感も、神戸の躍進の大前提となる。

文=吉川哲彦

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