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【Bプレミアクラブ展望】京都ハンナリーズ「仕切り直しの伊佐HC体制2年目…岸本加入で上位再浮上へ」

巻き返しを期す京都[写真]=B.LEAGUE

 開幕早々にアンジェロ・カロイアロの戦線離脱が発生した昨シーズンの京都ハンナリーズは、中盤にもチャールズ・ジャクソンが故障に見舞われてしまうなど、戦う態勢が一向に整わなかった。やや持ち直した時期もあったものの、最終的に20勝40敗と大きく負け越し、B1最後のシーズンは西地区11位。一昨シーズンがチャンピオンシップまであと一歩の好成績だっただけに、悔やまれる結果となった。

 伊佐勉ヘッドコーチが率いる2シーズン目はカロイアロとジャクソンが残り、日本人選手も6人が継続と、改めて伊佐流のバスケットで戦いを挑む仕切り直しのシーズン。古川孝敏小野龍猛が退団したことで年齢層は少し若返った印象もあるが、キャリアの大半をB2で過ごしてきたホール百音アレックスが昨シーズンは全試合に出場するなど、選手個々の経験値は決して低くない。

 新加入選手4人のうち、水野幹太は1シーズンでの復帰となり、チームへのフィットにも大きな問題はないだろう。カギを握るのは外国籍選手のデメトレ・リバースとアジア特別枠選手のマイケル・フィリップス。リバースは3ポイントシュートに長けたウィングプレーヤーで、フィリピン代表経験者のフィリップスはリバウンドに強い。いずれも、昨シーズンの弱点を補ううえで心強い存在だ。

 初開催のドラフトで指名し、すぐに特別指定選手としてチームの一員となった西部秀馬も、ポテンシャルの片鱗は見せた。全員が戦力となり、ハードなディフェンスを体現できれば上位再浮上が見えてくる。参入を果たしたBプレミアの舞台で、1分1秒も無駄にすることなく戦いたい。

■キープレーヤー/PG・SG #14 岸本隆一

■キープレーヤー/PG・SG #14 岸本隆一

[写真]=B.LEAGUE


 今オフのBリーグにおける最大級のニュースは、地元一筋で14シーズンを過ごしてきた岸本隆一の電撃移籍だった。

 シューターとして、コントローラーとして、そしてリーダーとしての資質は誰もが知るところ。5シーズン連続でファイナル進出を経験した実績もさることながら、伊佐HCとはbjリーグ時代に優勝をともに味わっており、互いの良さを知り尽くしている点も京都にとって大きな意味を持つだろう。

 年齢は30代後半に突入したが、衰える気配は全くない。今まで以上の注目が集まる中、新天地でも変わらぬパフォーマンスを発揮するに違いない。

文=吉川哲彦

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