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【Bプレミアクラブ展望】滋賀レイクス「昨季築いた土台に新戦力を融合…新指揮官と目指すプレーオフ」

新時代の幕開けに飛躍を誓う滋賀レイクス [写真]=B.LEAGUE
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 8勝51敗に終わった一昨シーズンから大幅に白星を増やし、昨シーズンの滋賀レイクスは23勝を挙げた。中盤の8連敗がなければ、勝率5割も決して不可能ではなかっただろう。終盤にはチャンピオンシップ常連クラブに土をつける試合もあり、西地区10位であっても手応えを感じられるシーズンだった。

 飛躍の原動力となった主力の多くは残留したが、常田耕平長谷川比源は移籍の道を選択し、2シーズン率いた前田健滋朗ヘッドコーチ(HC)もクラブを去った。代わって招へいしたフェルナンド・カレロ新HCは、鹿児島レブナイズをB3からB2に昇格させた実績を持つスペイン人指揮官だ。期待の新戦力4人のうち、駒水大雅ジャックは鹿児島からの移籍で、カレロHCの戦略浸透の一助となるだろう。大型コンボガードの駒沢颯は、滋賀で新境地の開拓に期待がかかる。そして、NBA経験者のゼイビア・スニードはスコアラーとして、またハンドラーとしてチームオフェンスの軸を担う存在となる。

 もちろん、昨シーズンの成果を考えれば、土台となるのは既存の選手たちだ。司令塔の游艾喆、オールラウンダーのザック・オーガストは決して欠かすことのできない大黒柱。ライアン・クリーナーの献身性や野本大智田原隆徳のキャプテンシーも滋賀のアクセルとなる。また、西田陽成には日本人エースへの進化が求められ、自覚を携えて戦う姿を期待したいところだ。

 リーグがB.PREMIERに生まれ変わる今シーズンは、オンザコートルールの変更や平日開催の増加などへの対応を迫られることになるだろうが、戦い方を模索するなかでも成長を期し、プレーオフ進出に一歩でも近づきたい。

■ キープレーヤー/SF #12 須藤タイレル拓

須藤の飛躍が滋賀躍進の原動力に [写真]=B.LEAGUE

 スラムダンク奨学金によるアメリカ留学を経て、昨シーズンBリーグデビューした25歳。故障もあって45試合の出場にとどまったものの、184センチの身長でオールスターダンクコンテスト優勝を果たすなど、その驚異の身体能力はファンのあいだに知れ渡った。アスレチックなプレースタイルは、眞庭城聖GMが今シーズンのロスター編成にあたって重視したポイントに最も合致し、成長の余地も大きい。滋賀のさらなる躍進は須藤の活躍にかかっていると言っても過言ではなく、縦横無尽にコートを走り続けることが使命づけられている。

文=吉川哲彦

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