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NBAとフランス代表で活躍したニコラ・バトゥームが引退を表明「やるべきことはやり遂げた」

バトゥームが引退を表明した[写真]=Getty Images
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 9月22日(現地時間21日)。ニコラ・バトゥームがソーシャルメディア上でプロバスケットボールキャリアに幕を下ろし、引退することを発表した。

 バトゥームは10歳の息子と動画で共演し、「そう、これで終わりだ。パパのバスケットボール選手としてのキャリアは終わり。長い間プレーしてきたからね…。プロとして20年。すごいことなんだ。NBAで18年、フランス代表で15年だ…。これで終わりさ」と話していた。

 フランスリーグでプロデビューしたバトゥームは、201センチ104キロのフォワード。2008年のドラフト1巡目25位でヒューストン・ロケッツから指名され、当日の3チーム間トレードでポートランド・トレイルブレイザーズへ移籍してNBA入り。

 ブレイザーズでキャリア最初の7シーズンを過ごした男は、その後シャーロット・ホーネッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属し、直近2シーズンはクリッパーズでプレーしてきた。

 アウォードに輝くことはなかったとはいえ、NBAキャリア18シーズンでいずれも平均17.5分以上のプレータイムを残し、8シーズンで平均2ケタ得点超え。キャリア最後の6シーズンは、いずれも3ポイントシュート成功率が39.0パーセント超えを記録。

 バトゥームはレギュラーシーズン通算1205試合で平均28.2分9.6得点4.7リバウンド3.0アシスト、3ポイント成功率37.1パーセント(平均1.5本成功)をマーク。オールラウンドかつ献身的なプレーで37歳までコートで戦い抜いた。

 ブレイザーズではデイミアン・リラードラマーカス・オルドリッジ、ホーネッツではケンバ・ウォーカー、シクサーズではジョエル・エンビードタイリース・マクシー、クリッパーズではカワイ・レナード(現トロント・ラプターズ)、ポール・ジョージ(現ボストン・セルティックス)、ジェームズ・ハーデン(現クリーブランド・キャバリアーズ)らを補佐してきた。

 ハイレベルなバスケットボールIQの持ち主で、パサーとしても定評があった万能フォワードは、クイックリリースで繰り出す長距離砲も強みの1つで、複数のポジションをカバー可能なディフェンス力も兼備し、相手チームの得点源を苦しめてきた。

 また、バトゥームはフランス代表でも長年活躍。4度のオリンピックへ出場し、2021年と2024年に銀メダルを獲得。FIBAユーロバスケットでは2013年に金メダル、2011年に銀メダル、2015年に銅メダルを手にし、FIBAワールドカップでも銅メダルを2つ勝ち獲った。

「パパは家で君と一緒にいたいんだ。君の面倒を見ながら、他の人たちへ道を譲るんだ。自分の役割は果たしたと思うよ。フランス代表としての活動は2年前に終わったし、NBAのキャリアも終わりだ。ほら、これだけ長くバスケットボールを続けていると、どこかで引き際を見極めなきゃいけない時が来るんだよ…。やるべきことはすべてやり遂げたからね」

 バトゥームは動画の中で息子へそう語り、バスケットボールキャリアに幕を下ろした。NBAフランス代表で、ロールプレーヤーとして見事な実績を残した男は、息子との時間を大切にしつつ、新たな道を歩むこととなった。

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