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「僕にとってアートなんだ」…ベン・シモンズが愛するバスケットの舞台へ帰還

キングスへ入団したシモンズ[写真]=Getty Images
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 9月29日(現地時間28日、日付は以下同)。サクラメント・キングスが、チームの練習施設で2026-27シーズンに向けてメディアデーを開催した。

 ザック・ラビーンやドマンタス・サボニス、キーガン・マレー、新人ダリアス・エイカフJr.らとともに、今月4日に1年契約で合意と報じられたベン・シモンズも登場した。

 2016年のドラフト全体1位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズから指名されたシモンズは、208センチ108キロのサイズでポイントガードをこなしてきた元新人王。

 シクサーズ時代にオールスターへ3度、オールNBAチームへ1度、オールディフェンシブチームへ2度選ばれた実績を持つ男は、背中と足のケガが長引いたことでリハビリのため2025-26シーズンを全休していた。

 その前の3シーズンはいずれも平均得点は1ケタで、平均出場時間も30.0分を下回るものだった。ここ数年は批判の対象にもなり、それに悩まされてきたのだが“バスケットボールへの情熱に欠けている”という意見には真っ向から否定していた。

「みんな、僕がこのゲームを愛していないなんて言うけど、そんなのはデタラメだ。僕はこのゲームを愛している。そうじゃなきゃ、自分自身と向き合って今の状態へ戻るために、1年を費やしたりはしなかったはずだ」

 さらに30歳のベテランは「この競技の何が好きかって? すべてさ。これは僕にとってアートなんだ。コートでクリエイティブになって、全力でプレーし、才能ある多くの選手たちと競い合うことができる。僕にとっては、自分の血に流れているものなんだ。赤ん坊の頃からずっとやってきたことだからね」と口にしていた。

 シモンズにとって、背中のケガは自身のプレーから自由を奪い、動きに制限もさせた厄介なものだった。そこから回復すべく、1年間を費やしたと明かしていた。

「1年間、僕はボールに一切触れなかったし、バスケットボールの試合も見なかったんだ。ただ、心身の状態を整えることだけにフォーカスしていた。いつ復帰の準備が整うかは自分でも分かっていたし、実際にそのとおりになった。プレーできないのは本当にもどかしかったけど、万全な状態じゃないとプレーするのは難しいんだ」

 キングスで迎える今シーズン。シモンズはエイカフJr.やマリーク・モンクとポイントガードをこなしつつ、その大柄なサイズを駆使して複数のポジションへスライドする可能性がある。堂々とした振る舞いで味方の得点機会を演出したり、強烈なダンクを炸裂させることができるか、楽しみに待ちたいところだ。

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