2024.01.29
10月1日(現地時間9月30日、日付は以下同)、現地メディア『The Athletic』が報じたところによると、デトロイト・ピストンズはジェイレン・デューレンに提示していた5年総額2億ドル(1ドル=157円換算で約315億円、為替換算は以下同)の契約案から、体重に関する条項を外したという。
2025-26シーズン、デューレンは70試合に出場して平均19.5得点10.5リバウンドを記録。自身初のオールスター選出を果たしたほか、オールNBAサードチームにも選ばれるなど、大きな飛躍を遂げた。そのため、ルーキー契約を終えるデューレンは、本来であれば最大で5年総額2億8700万ドル(約452億円)規模の契約延長を結ぶ資格を得ていた。
ところが、プレーオフでは14試合で平均10.2得点8.5リバウンドにとどまり、フィールドゴール成功率もレギュラーシーズンの65.0パーセントから51.4パーセントまで低下。ピストンズはイースタン・カンファレンス第1シードでプレーオフに進んだものの、クリーブランド・キャバリアーズとのカンファレンス準決勝で敗退。こうしたポストシーズンでのパフォーマンスも、交渉に影響したとみられている。
ピストンズは当初、5年総額1億9000万ドルの契約を提示していたとされるが、その後オファーを2億ドルまで引き上げた。しかし、交渉はまとまらず、9月には、ピストンズ側がデューレンに対して体重を落とすことを求め、その条件を契約に盛り込むことを検討していたと報じられた。具体的には、年間を通じて毎月体重を確認する条項だったとされる。
この体重条項について、デューレン側は強く反発したとされる。『The Athletic』によれば、デューレン側は交渉過程そのものに「軽視された」と感じており、問題は単純な契約金額だけではなくなっているという。そして今回、ピストンズはその条項を取り下げた。
デューレンには現地時間10月1日まで、1年960万ドル(約15億円)のクオリファイング・オファーを受け入れる選択肢が残されている。これを受け入れれば、2026-27シーズン終了後に制限なしフリーエージェントとなる。
一方で、クオリファイング・オファーを選択した場合、来夏にピストンズ以外のチームと結ぶことのできる契約は最大4年1億7600万ドル(約277億円)とされており、今季の960万ドルを含めた今後5年間の総額は、ピストンズが現在提示している2億ドルと大きく変わらない水準になる見込みだ。
つまり、デューレンにとってクオリファイング・オファーを選ぶ最大の意味は、金銭面というよりも、来夏に自ら所属先を選べる自由を得ることにある。もっとも、1年間を960万ドルでプレーする間に負傷やパフォーマンス低下が起きれば、将来の契約価値が下がるリスクもある。
デューレンは現在、ピストンズのトレーニングキャンプにも参加していない。チーム側は一貫して残留を望んでおり、トラジャン・ラングドン球団社長も「彼が戻ってきたら、我々は喜んで迎える」との趣旨を語っている。
長く続いた両者の“にらみ合い”は、いよいよ最終局面を迎えている。
2024.01.29
2023.12.08
2026.10.01
2026.09.30
2026.09.30
2026.09.30
2026.09.30
2026.09.30