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「理にかなわない」…ブレイザーズ指揮官、リラードとモラントの同時先発に慎重な姿勢

ブレイザーズの一員として新シーズンを迎えるモラント [写真] = Getty Images
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 ポートランド・トレイルブレイザーズは10月4日(現地時間3日)、本拠地モーダ・センターでファン向けイベント「Fan Fest」を開催した。新シーズンを前にチーム内スクリメージも行われ、ジャ・モラントやデイミアン・リラードら新生ブレイザーズの顔ぶれがファンの前に登場した。

 今オフにメンフィス・グリズリーズからモラントを獲得したブレイザーズには、アキレス腱断裂から復帰するリラードも加わる。ともにボールを支配して攻撃を組み立てるタイプのガードだけに、2人をどのように共存させるのかが注目されている。

 現地メディア『The Athletic』のジェイソン・クイック記者によれば、マイカ・ノリHC(ヘッドコーチ)はトレーニングキャンプのインタビューに応じ、リラードとモラントの同時先発について「理にかなわない」との見解を示したという。

 両者はサイズが小さく、いずれもディフェンス面で突出した評価を受けている選手ではないため、バックコートに2人を並べることで守備面の負担が大きくなることが理由の一つとみられる。ノリHCは、よりサイズがありディフェンス力にも定評のあるドリュー・ホリデーを先発に据え、リラードかモラントのどちらかをベンチから起用するほうが、戦力のバランスという意味では理にかなっているとの考えを示している。

 ただし、ノリHCは先発メンバーを決めたわけではないとも語っており、プレシーズンを通してさまざまな組み合わせを試し、実際にコート上で2人の相性を確かめる方針だ。

「まだ決まったわけではない。ただ、おそらくそうすると思う。どんな形になるのかを見てみたいと思っているからね」

 指揮官自身はリラードとモラントの同時先発に疑問を持ちながらも、最初から可能性を排除するつもりはないようだ。リラード本人は、自身とモラント、デニ・アブディヤが先発すると認識している趣旨の発言をしており、モラントは自身の役割について「勝つために必要な役割なら何でもいい」と柔軟な姿勢を示している。

 昨シーズン、ブレイザーズではアブディヤがボールハンドラーとして大きな役割を担い、チームをプレーオフ進出争いへ導いた。そこにリラードのシュート力とモラントの突破力が加わる一方、バックコートの守備面には新たな課題も生まれている。

 果たして、リラードとモラントは先発として共存するのか。それとも、どちらかをベンチに回すことでローテーションのバランスを整えるのか。新生ブレイザーズにとって、プレシーズンは2人の起用法を見極める重要な機会となりそうだ。

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