2018.04.17
3月10日(現地時間9日)、TNTでNBAコメンテーターを務めるチャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)が、今季について持論を展開した。
バークリーは「トロント・ラプターズがイースタン・カンファレンスを勝ち上がるだろう。彼らがイーストを勝ち抜き、NBAファイナルへと進むことになるだろうな」と語った。
「このチームはベンチ陣がアップグレードされている。それに、過小評価されているが、デマー・デローザンがいる。彼は今季、自身のゲームを新たなレベルへと引き上げた。私はラプターズとクリーブランド・キャバリアーズがイーストのベストチームだと思っているが、デローザンとドウェイン・ケイシーHCを擁するラプターズが、今季のイーストを勝ち抜くだろうな」。
今季イーストトップを走るラプターズをバークリーは絶賛。オフェンスとディフェンス両面でリーグトップクラスの成績を残し、自チーム傘下のGリーグチーム「Raptors 905」で育成しつつ、NBAでも経験を積ませてきたベンチ陣を高く評価していた。
とはいえ、プレーオフはまだ始まっておらず、若手ぞろいのベンチ陣はプレーオフでまだ何も証明していない。プレーオフにおける経験という観点で見れば、明らかに不足している。
しかし、3月10日(同9日)に行われたヒューストン・ロケッツとの一戦で、ラプターズは108-105で勝利。ロケッツの連勝を17でストップさせ、ラプターズは連勝を7へと伸ばした。
この試合、オールスターガードのカイル・ラウリーが9投中7本の3ポイントシュート成功を含む30得点6アシスト、デローザンは23得点7リバウンドを記録するなど、計5選手が2ケタ得点を奪取。
ロケッツのクリス・ポールは試合後、ラプターズについて「ゲーム終盤まで、俺たちは彼らの激しさと張り合うことができなかった」と現地メディア『AP』に語っていた。リーグで最も勢いに乗るロケッツを下した現在のラプターズは、本物と言ってもいいだろう。
3月10日(同9日)終了時点ではあるものの、今季のラプターズはホームのエア・カナダ・センターで行われた試合で、リーグトップとなる28勝5敗と抜群の強さを発揮。31勝8敗という、イーストのチームとの戦績でもキャブスやボストン・セルティックスを含む他チームを上回っている。
ラプターズがこのままイーストトップの成績でシーズンを終えることができれば、カンファレンス・ファイナルまでホームコート・アドバンテージを手にすることとなる。そのため、バークリーが言うように、イーストを制する可能性は十分あるのではないだろうか。
2018.04.17
2018.04.14
2018.03.22
2018.02.27
2018.02.05
2018.02.03