2020.07.06

昨季覇者が誇るベテランのサージ・イバカ「ラプターズはメンタル面で準備ができてる」

攻防両面でエネルギッシュなプレーが光るイバカ[写真]=Getty Images
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 7月5日(現地時間4日、日付は以下同)。トロント・ラプターズのベテランビッグマン、サージ・イバカがメディアとのカンファレンスコールに登場し、今季の第二幕について語った。

「俺はこのリーグで11年やってきた。チームがかみ合っていて、メンタル面で準備できている時とそうでない時は見れば分かるさ。今俺に言えるのは、このチームの連中はメンタル面で準備ができてるってことだ」。

 昨季の覇者ラプターズは、ここまでイースタン・カンファレンス2位の46勝18敗(勝率71.9パーセント)。4年目のパスカル・シアカムがトップスコアラーへと成長し、フレッド・バンブリートはベテランのカイル・ラウリーと共に先発バックコートを形成するまでに成長。

 ノーマン・パウエルOG・アヌノビーといった先発入りする選手たちに加え、テレンス・デイビスやクリス・ブーシェイ、パトリック・マコーのような若手も成長を続けており、新加入のロンデイ・ホリス・ジェファーソンやマット・トーマスといった新加入選手も溶け込み、リーグ随一の選手層の厚さを誇る。

 ラウリー、イバカ、マルク・ガソルという経験豊富なベテラン陣も健在で、4日に会見を行ったシアカムも「俺たちは一緒に過ごしてきた。だからそれぞれの強みと弱みを完全に理解している。一緒にプレーするうえで、それは本当に大事なことなんだ。またこうして一緒にプレーできる機会を得たんだから、超楽しいに決まってる。また一緒に戦えるのが待ちきれないよ」と自信を見せている。

 また、イバカが「俺たちは自分たちのことを信じてる。このチームには経験があるんだ。俺たちにはすでにチャンピオンシップを勝ち取ったメンタリティーがある。自信はあるよ」と意気込んだように、チーム全体で連覇に向けて良い雰囲気が出来上がっているのだろう。

 ラプターズは2連覇へ向けて、まずは7月31日からシーディングゲーム(順位決定戦)と称されるレギュラーシーズン8試合を行い、その後チャンピオンシップ獲得をかけてプレーオフに臨む。

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