2021.02.28
2月23日(現地時間22日)、ロサンゼルス・レイカーズはワシントン・ウィザーズと対戦し、延長戦の末に124-127で敗戦した。レイカーズはアンソニー・デイビスが右足ふくらはぎとアキレス腱の炎症、デニス・シュルーダーが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルによって欠場。今シーズン初の3連敗を喫した中、とある懸念材料が浮かび上がってきた。
それは36歳のレブロン・ジェームズのプレータイムである。彼はこの試合でも約43分コートに立ち、2月は11試合に出場して平均38.2分を記録。これは先月1月の33.9分を大きく上回っており、今月はオーバータイムの試合が4回あったにせよ、彼への負担が懸念される。
しかしレブロンは、周囲が心配するほど自身のプレータイム増加を深刻に捉えていないようだ。レイカーズの番記者であるマイク・トルーデル記者によれば、彼は「『もっと休養が欲しい』という話題について言葉にするつもりはない」とコメント。「休養は僕ら全員が必要としていることだけれど、今僕はこうしてプレーを続けている。タイムレコーダーを押して出勤し、すべてはチームの役に立つためなんだよ」と、語ってみせた。
またデイビスの約1カ月の離脱が決定し、シュルーダーの復帰の時期もまだ定かでない現状について、「これは僕らにとって挑戦だ。現在がやや苦境であることは間違いない」とレブロンは言及。そして「AD(デイビス)はチームに欠かせない選手だし、デニスも同様だ。それでも打開策を見出さないといけない」とチーム復調への覚悟を示した。
今季レブロンはキャリア18年目、36歳という年齢や去年10月中旬に昨シーズンが終了した影響もあり、出場時間は意図的にセーブされていた。今月は思わぬ形でスターターのデイビスとシュルーダーが戦線離脱し、コートに立つ時間が増加。しかし彼は決してネガティブな言葉を口にせず、今できる最善の手段を見つけようとしている。
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