2021.04.12

クリッパーズがピストンズを破り5連勝…モリスとジョージがともに30得点以上を記録

写真は1月7日(現地時間6日)のウォリアーズ戦のもの[写真]=Getty Images
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 4月12日(現地時間11日)、4連勝中のロサンゼルス・クリッパーズがホームでデトロイト・ピストンズと対戦した。

 クリッパーズはカワイ・レナードを休養で欠場させ、イースタン・カンファレンス最下位に沈むピストンズとの一戦に臨んだ。第1クォーター、ポール・ジョージマーカス・モリスが11得点を挙げてチームをけん引するが、エースのジェレミー・グラントを欠くピストンズにリードを奪われ、30-35と5点ビハインドで最初の12分間を終える。

 続く第2クォーターもピストンズに主導権を握られるが、クリッパーズは徐々に追い上げを見せ、残り2分6秒にジョージのアシストからイビツァ・ズバッツがアリウープダンクを決めて逆転に成功。直後に再逆転を許すも、最後はジョージがフリースローで得点し、63-62とリードして試合を折り返す。

 迎えた第3クォーター、開始早々に逆転を許すと再び流れがピストンズに傾く。中盤以降は点差を2ケタに広げられる苦しい展開となるが、終盤にラジョン・ロンドの3ポイントやジョージのジャンプシュートで点差を詰め、94-99とクリッパーズが5点ビハインドで勝負の最終クォーターへ。

 第4クォーター、クリッパーズは序盤にテレンス・マンの3ポイントで同点に追いつくと、レジー・ジャクソンの得点でリードを奪い返し、試合の主導権を握る。残り6分20秒には一時同点とされるも、ニコラ・バトゥームが3ポイントを沈めて逆転は許さず。さらに残り58秒にはモリスの3ポイントで2ケタ点差に広げることに成功。最後は点差を縮められるも、そのまま逃げ切ったクリッパーズが最終スコア131-124で5連勝を飾った。

 勝利したクリッパーズはモリスが33得点6リバウンド、ジョージが32得点9アシスト、バトゥームが14得点9リバウンド、ズバッツが13得点10リバウンド7アシスト、加えてジャクソン、ルーク・ケナード、ロンドが2ケタ得点をマークした。

 一方、ピストンズはジョシュ・ジャクソンが26得点、サディック・ベイが25得点4スティール、コーリー・ジョセフが18得点13アシスト、加えて3選手が2ケタ得点を挙げ健闘するも強豪相手に惜しくも敗れ、連敗となった。

■試合結果
デトロイト・ピストンズ 124-131 ロサンゼルス・クリッパーズ
DET|35|27|37|25|=124
LAC|30|33|31|37|=131

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