2021.04.20

サンズがOTでバックスに勝利…ブッカーがFTを沈め激戦に終止符

決勝点となるフリースローを決めたブッカー(写真は4月8日)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 4月20日(現地時間19日)、西地区2位のフェニックス・サンズは東地区3位のミルウォーキー・バックスと対戦した。

 前半は、デビン・ブッカーの得点で先制したサンズが主導権を握り、キャメロン・ジョンソントーリー・クレッグなどの得点で流れを掴む。しかし、ヤニス・アデトクンボにインサイドで力強く得点され、苦しい展開となるが、ブッカー、クリス・ポールがレイアップを決め、55-54とわずかにリードして試合を折り返す。

 第3クォーターは激しい点の取り合いとなるが、アデトクンボなどに得点され、バックスに逆転を許す。なんとか追い上げたいサンズはブッカー、ディアンドレ・エイトンなどを中心に攻めるも、相手の攻撃を止めることができず90-83で第4クォーターへ。

 第4クォーターではバックスの猛攻を食らいながらも、ジョンソンやポールが加点して踏みとどまり、ミケル・ブリッジスなどの得点で逆転に成功。第4クォーター終了直前にクリス・ミドルトンの3ポイントシュートを許し、再び同点とされ、延長戦に突入。

 迎えた運命の5分間、サンズはブッカーやブリッジスを中心にオフェンスを組み立て、127-124とリードするが、直後にミドルトンに3ポイントシュートを沈められる。しかし、試合時間残り0.3秒にブッカーがフリースローを獲得。これをブッカーがしっかりと決め、サンズが128-127と激戦に終止符を打った。

 サンズはブッカーが24得点、ポールが22得点13アシストをマークしたほか、2選手が20得点以上を記録し、激戦の中で活躍を見せた。対するバックスはアデトクンボが33得点、ミドルトンが26得点を記録。勝利とはならなかったものの奮闘した。

■試合結果
フェニックス・サンズ 128-127 ミルウォーキー・バックス
PHX|24|31|28|33|12|=128
MIL|25|29|36|26|11|=127

 

クリス・ポールの関連記事